続き


一発逆転を狙い、50万を借りてWIN5で勝負することに。

5レースとも、1〜5番人気までを抑えて31万2500円のパターンを買い、残り19万弱は予想を混ぜながらいい感じに散らして買うことにした。


本当に締め切り直前まで、そう考えていた。

しかし、19万弱分の予想をしていると、やはりどうかんがえても「こいつは間違いなく来る」という馬が出てくる。

こういうとき、へんな色気を出すと絶対負ける。これまでの経験で、嫌というほどわかってる。

すでに何百万も負けてるのに、どうして無駄に予想なんかするのか。


結局、5レースのうち、1レースは2頭で固定し、残りの4レースを1〜5番人気を買うことに。

こうすることで、5×5×5×5×2=1250通り、すなわち12万5000円となり、大分金額が減る。

残りの37万5000円で、大穴も混ぜながら、夢を買おう。


今思うと、本当にここは大きな分岐点だったと思う。

良いか悪いかはわからないが、ここで初志貫徹しておけば、借金をチャラにできたのだ。


そう、結果はもちろん、ハズレ。

5レース全て、5番人気以内で決まった。

2頭に絞ったあのレースは、きっちりその2頭以外で決まった。

全て5番人気以内で決まったにも関わらず、400万以上ついた。


2頭が飛んだあのレースが終わった後、しばらく呆然としていた。

なんでこうなるんだ。

唯一絞ったレースで、きっちり読みを外した。


大きな勝負をして外すと、しばらくやる気がなくなる。

本当に心の底からアホらしくなり、つまらなくなる。

このときもそうだった。


そうだった、はずなのに。

また借金が50万増え、最後の勝負にも負け、潔く諦めればよかったのに。


翌週、気がつくと当然のようにまた金を借りて、競馬に勤しんでいた。


こうして、せっかく一つにまとめた借金は、また増えていき、気がつくと総量規制ギリギリまでになっていた。

またもや、立ち直りチャンスをふいにしてしまったのだ。