瀧本智行 監督作品
2018年 日本作品
http://wwws.warnerbros.co.jp/fuyu-kimi/
とにかく筆圧の高い作品。
話は、第3章から始まるのだが、
冒頭からの狂気に、観ている側がどんどん嵌っていくのが、
解る。
火事場で死体が発見される(土村芳)
そこに居たのは、天才カメラマン、木原坂雄大(斎藤工)
事件を、本にしたい、フリーライター、耶雲恭介(岩田剛典)
那雲の恋人、百合子(山本美月)
木原坂の姉、木原坂朱里(浅見れいな)
那雲が記事を持ち込む編集長、小林良樹(北村一輝)
彼らを中心に、最初の事件の全容が、途中から観え始める、
そして、事件は序章に・・・・
次から次へと変化する、予想と感覚、
何時、何処で、誰が、何を、どうした?
不揃いの感覚がなかなか、揃わない。
栞をせずに、毎回開いたところから、本を読んでいる様な感覚が、
最後まで続く。
緊張が続き、いつの間にか汗ばんでいた。
観終わった後、自分の大きなため息が、轢きこまれた魂からの開放だという事を知る。
監督と俳優のガチンコ勝負にも引きこまれていた。
必要以上の情報は、この作品のオモシロサを損なうので、ここまでで、
本作のブログは終了する。