こんにちは、海外投資10年越えのアンティゆうです。
アルバイトとブログ書きと子供の夏休みで1日がバタバタと過ぎていきます。
このブログを読んで「堅実、確実、安定」の投資をしてくれる人が一人でも誕生するように
あきらめずに書き進めて行こうと思います。
***
今日は、いよいよ悪者の登場です。いや、悪いのは対抗できない私なんですが。
投資信託の毎月分配型が気にいった
前の記事では、私に株式や株主優待を教えてくれたMさんが投資信託を紹介してくれましたところまで書きました。
投資信託とは、海外や国内の株式や債券を組み合わせたファンドオブファンドと呼ばれるもので、
購入した一口に毎月分配金がもらえるもので、株価の上下にやきもきするのに疲れていた私は、毎月お小遣いが入るこのシステムを気にいり、たくさん購入しました。
月5万円ぐらいの分配金が毎月入りました。主婦のパートなみの収入!
今なら、手数料や管理費の高さに投資信託はまず買いませんが、あの時は無学でしたし、毎月収入というのが安心感がありました。
半年後、Mさんは寿退社してしまいました。
その後に引き継ぎをして登場したのが悪代官?いえいえ仕事に忠実な係長職の男性の方でした。
投資信託の他、株式を買わせようととにかく電話攻撃。子育てと仕事に忙しいこちらの都合お構いなく朝や夕方に毎日かかってきました。5分だけが何10分も!こちらも電話が切りたいがために少しだけ買い増ししたり、気の弱い感じでした。
そして大損がやってきました
そして2008年の秋、リーマンショックが起きアメリカの株が大暴落しました。
その後日本の株価も下がりに下がりました。
そうなるとあれだけ電話が来た悪代官からなんの連絡もない。電話をこちらからかけてもつながらず、つながっても「下がった株はまた上がりますよ、心配することないですよ、むしろ今買い増しするチャンスです。」と不安を感じてくれる様子もない販売トーク。みるみるうちに株価は下がり、1日で500万円保有額の合計がなくなった時は、夫にもうまく伝えられず涙。悪代官には言っても無駄。パソコン画面でこれ以上株価や投資信託の基準価格が下がるのを正視できないほど追いつめられました。
何度か電話しても「今のタイミングで株や投資信託を解約だけしたら大損ですよ。やめた方が良いですよ。この商品に買い替えて利益を取った方がいいですよ。」と買い替えを勧められました。買い替えをすると解約手数料と購入手数料と会社にお金が入ります。それぐらい私でもわかりました。
「あー、この人は私のお金や心なんて関心ない。ほしいのは会社の利益なんだ。」と思いました。弱気が怒りに変わりました。
そして、これ以上この会社とはタッグは組めないと商品を大損のまま解約し、証券会社も解約したのでした。
ここまでこんな怒りのつまった文章を読んでくださった方、本当にありがとうございます。
私はバカでした。利益が出るから買った、ただそれだけで下がった時まで全く考えてませんでした。
投資信託で月5万円も別収入があることに調子を良くして、
資金を投資信託と日本株に集中し、
投資のリスクを何も勉強していませんでした。
証券会社が価格が下落した時に買いを進めてきたのも今なら底値買いをすれば、利益が出ることが理解できますし、下落を想定してあらかじめ現金を用意して買い増ししたかもしれません。
超投資の当時の私には、傷に塩を塗るかのように新しい商品を勧めてきた証券会社にはもう嫌気しかありませんでした。未熟すぎる失態。
泣き寝入りの後に再出発
私は、投資を選べるもう少し賢い自分になりたいと強く思いました。
投資はやはり将来必要な知識なので、
やめたくなるほど、大損して、
証券会社に冷遇されたと思い込んで、心が折れかけましたが、
投資はやめようとは思いませんでした。
そして13年ほど経って海外投資に切り替えて、今の安定した投資と暮らしを手にできています。
何があの時と変わったのだろう?
☆投資IQ(投資リテラシー)を上げるために行動した
☆私を覚え支えてくれる仲介者や投資仲間との出会い
☆たくさんの投資商品との出会い、実践
そんなことを積み重ねてきたからだと思います。
良かったらこれからも変化や出会いについて書いていきますので、今後もこのブログに見に来てください。
どうやら失敗しても、それを糧にして自分を変えていけば投資は成功に近づけるようです。
次回は、前回、今回と使いました株式と投資信託の用語を少し説明します。
今日もみなさんの1日が良い日でありますように!