あたしは地獄から這い上がって天国まで来た女
天国に来たという実感は湧いていない、けれど今まであった果てしない不安が区切られた不安になったように感じる
これを安心感、と呼ぶのだろう
ただまたいつ地獄に落ちるかわからない、気は抜けない状態である
彼女は天国にいた、しかし地面が崩れさり地獄に落ちてしまった
あたしは彼女の気持ちはわからない、なぜならあたしと彼女の今いる場所が違うからだ
ただあたしは、彼女と同じ場所にいれないことが、悲しくて堪らない
本当に悲しい
つい数日まであたしは彼女と同じ場所にいれると思っていたから
彼女はとても素敵で、気のきく大好きな女の子だから
あたしは今、彼女にかける言葉が見つからない
どんな顔をすれば良いのかわからない
きっとどんなことをしても彼女を悲しませてしまうだろう
だからあたしは今夜、少し、彼女のことを考える時間を作ってから眠ろうと思う
この文章も考える時間のうちのひとつ
あたしは今夜、こう思いながら眠ることにします
願いはしません、それなら初めから地獄に落ちないようにお願いするもの
この月がすごく綺麗な夜、
彼女が、悲しまずに眠れますように。
彼女が、良い夢をみれますように。