焼き豚共はサッカーが人気が出るとすぐに「ヤバイ」だからな(笑)
『高崎中央ボーイズ 倉俣監督BLOG』
野球がヤバい?
おはようございます。昨日の夜間練習は「グラウンド不良」のため中止😓。中1の息子の高松中でのサッカーが夕方早々と「グラウンド不良で中止連絡」。サッカーでは珍しいので、念のため並榎中にも連絡してもらったところ、やはり「グラウンド不良」とのことでした😓。こういう日は、時間を有効利用。中間試験も近いのでしっかり勉強してもらえればと思います🙇。
さて、東京も雨でしたが、幸いにも人工芝グラウンドだったため、通常練習ができました。それにしても昨日の世田谷、杉並地区の子ども達は野球が上手👍。甲州街道沿いの住宅街は、車の交通量も多く、グラウンド不足なのですが、幼児でもタイミングをしっかりとってホームラン性の当たりを打つ子が沢山😁。また、硬式のリトルリーグに入っている4年生からは、「650gでは軽すぎるので700gのバットを使っている」、「プロは何百グラムのバットを使っているの?」と質問を受けるほど😅。子どもが野球上手な地域は、
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大人の野球熱がそのまま子どもに伝わっているのだと感じます🙇。
ただ、京王線の桜上水駅付近には、日本大学や明治大学があり、日大や明治の学生が同好会を作って楽しんでいるスポーツは野球ではなくサッカー😅。情報を仕入れるため敢えて話しかけるのですが、気さくに「体育会のサッカー部は強すぎて入れないが、同好会のサッカー部は日大、明治とも10数チームあり、リーグ戦もある」。「矢板中央などインターハイに出る様な高校出身の選手も居る」とのこと。
彼らが10~20年後、親や指導者になって教えるスポーツは当然サッカー・・・。
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この傾向は全国に広まっていると懸念します😓。
ところで、野球とサッカーの選手数の比較は、
・中学生:野球18.5万人、サッカー22.8万人(2016年)
・高校生:野球15.3万人、サッカー17.6万人(2017年)
と差をつけられてしまっています😓。
加えて、私が危惧するのは、私立高校の多くは学校経営の柱を
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野球ではなくサッカーにシフトし始めているをチラホラ聞くようになったから😓。
でもなぜ、学校経営は野球ではなくサッカーなのでしょうか?。
また、「サッカーはどんどん人工芝化しているが、野球は相変わらず土のまま」もよく聞きます😓。高校はサッカーへの投資を惜しまない感じですが、その主な理由は、
①サッカーは春夏秋冬いつも大会がある→選手の活躍がそのまま新聞等のメディアに取り上げられる
②サッカーは年代別の大会がある→16歳、17歳、18歳の3段階で日本代表や国際大会に出場できるチャンスがある
③サッカーは練習時間が短い→土日でも練習や試合で拘束される時間は短く、その分勉強に時間を費やせるので、サッカー部の選手は成績が良く進学実績が上がる
と推測します。
高校が評価される柱は、
・スポーツや文化芸術活動が全国レベル
・進学実績
の2つ。つまり、学校経営にとっては、「サッカーの方が評価を得やすい」という事なのでしょう😅。
実際、グラウンドを人工芝に張り替える費用は1~2億円と言われますが、群馬県内でも、前橋育英、桐生第一、健大高崎、新島学園、前橋商、高崎経済大附、市立前橋など、私が知る範囲でも7校😓。全国同様とすれば、全国47都道府県には47×7=329校。全体の10%弱の高校が人工芝化している計算です😓。
一方、野球で人工芝を張っている高校は群馬県内には0、全国的には帝京(東京)、星稜(石川)、加えて、青森山田など東北・北海道の雪深い地域にいくつかあるか?という感じ。
野球に携わる者はこの流れをどこかで変えないと、
・学校経営者はサッカーへの投資をますます加速→野球人気の低下
を感じます😓。
だったらやきうも暴力的指導者を排除するように、
・野球統一組織の確立
・指導者ライセンス制度の導入
これらをやってみろよ!