バグースさんのイタリアン、カユマニスに来ました。
海外の一流ホテルで腕を磨き、アジアンとイタリアンのフュージョン料理が楽しめるサヌールで人気のレストランです。
バグースさんの奥様である、カヨさんもご一緒に、バリ最後の晩餐です。
ソースにアジアンのスパイスがきいていたり、生のココナッツを細切りし、サラダとして頂くなど、地元ならではの食材がとても斬新。
ヘルシーな豆のスープカプチーノ仕立てや、レモングラスが香るカボチャのポタージュなど、どれも丁寧に作られ、シェフの腕を感じられる料理。
メインディッシュも素材の特性を生かした調理法で、今まで食べて来たインドネシア料理とは味の繊細さがまるで違いました。
正直、ワイルドな雰囲気のシェフとはイメージの違う、素材の味を生かした優しい味わいに、驚きです。
ココナッツで炊いた黒米とバニラのスイーツ。お米のつぶつぶ感とほんの少しきいた塩がアイスによくあいます。
意外に意外な、カユマニスの優しいお料理に、心から癒されました。
私の提唱する食のコンセプトと偶然にも共通点が多く、なんと目の前に出す二号店のプロデュースをお手伝いする事に!
まだリフォーム中ですが、こちらも心地よい空間が完成しそうです。
現地の言葉で食堂とかカフェ、雑貨屋さん的な意味の「ワロン」スタイルを展開します。
私の新たな挑戦でもある、バリでのヘルシー食堂。
どんな物が完成するかは、またご報告させて頂きます。
バリの最後のディナーのつもりが、新しいお題を頂く事になろうとは。
人のご縁が国境関係なく広がって行く事に喜びを感じます。