新聞記事より②

「派遣切り」を職場に戻せ

マツダ本社に向け統一行動

　６月２４日、広島のマツダ本社前で、防府工場で派遣切りされた１７名を職場に戻せとする行動が展開されました。この日はマツダの株主総会があった日でもあります。

　この行動には山口県からマツダ共闘会議をふくめて４０名が参加、広島県労連を中心とした広島側の支援者３０名も加わり、向洋駅前で集会後、マツダ本社へむけてデモ行進「マツダは派遣切りの責任を果たせ」などとシュプレヒコールを響かせました。

　マツダ本社前ではさらに大きな声で「マツダは派遣労働者の雇用を守れ」を連呼。道行く人や株主総会取材の記者も思わず振り返るなど盛り上がりました。

　一行はその後、広島県労連で交流集会を開き、成果を確認、今後の闘争発展を誓い合いました。

大企業の身勝手許さず

【解説】

　不当解雇された１７名は正職員と何ら変わらない仕事をしてきており「正社員としての地位確認」を求めて山口地方裁判所に提訴しています。すでに山口労働局は「労働者派遣法・職業安定法に違反する」としてマツダに是正指導を行なっています。

　これは大企業の身勝手な労働者の「使い捨て」を許さないたたかいとして全国的に注目されています。山口県では「共闘会議」をつくって支援しており、これへの加入を呼び掛けています。個人会費年１０００円で、事務局は県労連におかれています。

２０１１年７月３日付　小郡民報より

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