年初来自分資産:+55.960%
6月26日は本ブログでも再三記事にしてきました、あの江守グループの株主総会があったので出席してきました。
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私は出席する前の江守の株主総会のイメージはこんな感じでした。
↓怒り狂う株主
しかし、実際に出席してみると上のような人は残念ながらいませんでした。
では適当に時系列で記述してみます。
13:30頃
株主総会の会場である福井商工会議所に到着。
株主総会会場の入り口付近には、NHK福井のスタッフや福井テレビの記者などの姿がありました。
NHKのスタッフが取材交渉をしていたようですが、断られていました。
受付では議決権行使書以外にも身分証明書の提示が必要との掲示がなされていました。
これにキレているおっさん1名以外はみなさんおとなしかったです。
株主総会招集通知に身分証明書が必要な旨は記載されていなかったので、これは江守側に落ち度があると思います。
14:00に定刻通り総会開始。
議長である江守清隆社長から
「民事再生ということになって株主の皆様にはご迷惑をおかけしました」とのお詫びがありました。
その後、民事再生に至った経緯説明がありましたが、これは江守グループの適時開示で公開されている以上の事実説明はありませんでした。
その後議案説明、があり株主の質問タイム。
長々とした質問などがありましたので、分かりやすいように私の判断で分けています。
そのため実際の議事録とは異なると思います。
質問1:
会場の設営が例年と違って物々しい上に、入場には身分証明書まで必要であった。
これは事前説明が無く、これについてお詫びをすべきではないか。
回答1:
お詫び申し上げます。
質問2:江守社長は日本証券金融に14万株余りを貸し付けているがこの目的は?またこの貸し株金利などはどうしたのか。
回答2:市場の流動性を高めるための一環として貸し株を行っている。貸し株金利も少しはいただいている。
質問3:B/Sに役員退職慰労引当金が積まれているが、このような状況で退職金をもらうつもりなのか?
回答3:会計の連続性を保つためにB/S上に記載されているものであり、退職金をいただく予定はない。
質問4:2月9日に退職した財務担当役員について退職のタイミングが非常に疑わしい。
この人に調査聞き取りは行ったのか?
回答4:健康上の理由で退職された。聞き取り調査などにはご協力いただいている。
質問5:証券アナリストなどが口をそろえて「江守のキャッシュフローがマイナスなのは危険だ」と言っていたが、当事者である社長や役員の方々はどういう認識をしていたのか。(以下似たような質問もありましたのでこの質問にまとめます)
回答5:売り上げが伸びると一時的にキャッシュフローがマイナスになることはある。
正常な取引の範囲内でのキャッシュフローだったと認識していた。
監査役もちょっとした懸念点として社長の耳には入れていたが大きな問題とは思っていなかった。
(上記回答に関する個人的な見解としては、江守の財務関係者等は重々怪しいのを承知していたと思われる)
質問6:中国に対する与信管理が甘かったとの言い訳があったが、中国の与信管理はどのような体制で行っていたのか。
回答6:中国監査室が監査を行っていた。与信管理に関する最終的な権限は役員会が権限を持っていたので、我々の責任です。
質問7:4月に退任した謝 飛紅という中国人役員の責任問題はどうなっているのか。特別背任の疑いすらあるのではないか。
回答7:現在調査中なので詳細は申し上げられないが、現時点で刑事調査等の対象にはなっていない。
長くなりそうなので、続きはまた次の記事で。
ここまで書くので既に疲れました。
ちなみに江守株主総会の質疑応答についてはパリイ@体重管理
さんという方もTwitterでまとめておられます。
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