爆買いがもたらした反中デモ ~なぜテレビでは報道されない? | 日本と中国の真実に迫る!

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長谷川です。

 

2月7日~13日までの中国での春節期間
大陸から香港への爆買い目的で観光客が増えます。

しかし、今年は、香港で中国人客が3分の1に激減したのです。
 
産経新聞の記事より


春節で香港は「爆買い」激減 反中デモなどが影響、中国人客3分の1に 「日本に奪われた」と恨み節も

香港の入境事務局によると、今月7日から13日までの中国の春節(旧正月)7連休のうち、
12日までの6日間に中国本土から香港に入境した人は延べ74万4千人で、前年の春節連休に比べ11・7%の大幅減になった。
なかでも本土からの団体ツアーは連休前半の4日間で約100組と例年の3分の1以下となり、
「十数年で最大の落ち込み」と観光業界団体は肩を落としている。

 

香港では昨年来、日用品を買いあさって本土で売りさばく「運び屋」に批判が高まり、
中国本土からの客を排除しようと“反中デモ”がエスカレート。


急進的民主派の若者らが9日未明、親中派とみなす香港警察と繁華街で衝突する騒ぎが起きたこともあり、混乱を嫌った本土からの団体にキャンセルが相次いだ。

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


「十数年で最大の落ち込み」とはまた驚きですね。
香港で「運び屋」がいたことはご存知でしょうか?
それに対して、反中デモが起こりました。

 

○香港では、観光客を装って爆買いをする「運び屋」という業者がいます。

 

2015年2月、「1年間、粉ミルクを運び続けた」業者が、逮捕されています。5000人にも及ぶ人が関わっていました。

 

こういったことがテレビではほとんど報道されていないように感じます。


記事はこう続きます。

 日増港減→訪日客は増え香港は減少

米ドルと連動する香港ドルに対して元安の傾向が続き、香港のショッピングで割安感が得にくくなったことも背景にあり、
中国人客が敬遠し始めた。高級ブランド店や貴金属店などで閑古鳥が鳴き、香港紙には「日増港減(訪日客は増え香港は減少)」という表現も登場。


買い物以外にも温泉やグルメなど観光資源の多い日本に爆買い中国人客を奪われた」との“恨み節”が広がっている。

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


日本では爆買いが続いていることは報道されますが
香港で激減していたということは、さてはて知らされていたのでしょうか?

 

ところで
この反中デモがどういったものだったのでしょうか…
昨年のレコードチャイナの記事をご紹介します。

 

2015年2月の記事です。

「中国人は出ていけ!」香港での反中デモに中国ネットは激怒=「一国二制度を廃止せよ」「香港に社会主義改造を」

2015年2月16日、中国青年網が、15日午後に香港九龍半島の地下鉄沙田駅周辺で、中国人旅行者に対する抗議活動が行われ、
デモ参加者と中国人旅行者との間でトラブルがあり、逮捕者が出たことを伝えた。

中国青年網は、「香港の沙田で中国人旅行者と転売目的の中国人に反対するデモ」が行われた。

 


参加者は中国からの旅行者が多すぎるため住民に影響が出ていると抗議した。参加者の中には中国人旅行者とトラブルになり、警察が介入して逮捕された人もいる」と伝えた。

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


テレビでの爆買いを歓迎する報道の裏で
このような大惨事が発生したことは
知らされることは、ありません。

 

観光目的で日本製品を買うだけなら
許される範囲内だと思いますが
転売目的で大量に日用品を購入するなどの
通常の目的を逸脱した行為には何らかの法的措置が、必要だと感じます。

 

ただ指をくわえて見過ごしているわけには行かないと思います。

 

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