2017年9月6日
CTの検査結果が出ました。
大病院にもかかわらず、この日も予約時間通り診察室へ
着席と同時に先生から、
「間違いなくありました」
「癌です」
一瞬衝撃が走ったけれど、腎臓という馴染みのない、地味な臓器の癌だけに
ここではそれほどショックを受けなかったです。ショックを受けるほど、この臓器の癌について知識がなかった、と言う方が正解かもしれません。
そして、
「いつ切る?ロボットで切れるよ」って、
またまた軽~い感じで話が進んでいきました。
先生は慣れているからか、大したステージではないからか、軽いノリで本人へ告知することが最近のトレンドなのか、私が想像していた癌の告知とはかけ離れた会話でした。
ただ、よーく聞くと、私の右腎臓に間違いなく存在する腫瘍は、腎臓にできる腫瘍の殆どが悪性であるとの理由で、おそらく癌ってことになるらしいです。良性の可能性もあるけど、腎臓の場合はそれを確認する生検をすることなく治療=手術に進むとのことでした。
おそらく癌って、おそらくって、、良性でも切るって、、、
100%の確信がないまま、こんなもやもやした気持ちのまま、腹を切るって、、、
なかなか日程を決められないでいると、
先生がまたまた軽ーい感じで、
「日程決めても、やっぱりや~めたって人もいるから」
先生は明るく私の背中を押してくれてるのだろうか?
ここは私も軽~く、家族に相談もなく、日程を決めちゃいました。
診察室を出て、冷静になってみました。
もしかしたら命に係わるかもしれない病気の治療を、
やっぱりや~めたって軽く受け流せる人、いるのかなぁ。。。