「FINAL」については、いろいろなところで
厳しいコメントを見かけますが、
私はかなり好きです。
「小説キャンディキャンディ」をこれから読む人には、
「復刊ドットコムの旧小説版」が手頃でいいと薦める方が
圧倒的ですが、私は逆。
大人が読むには「FINAL」が最高だと思います。
キャンディの近況が分かるし、
大人の目線で「キャンディキャンディ」を再読できます。
それに、アンソニーの扱い方も嬉しい(爆)。
「ドットコム版」は、そりゃあひどかったですよ。
「アンソニーへの手紙」の結びが・・・
「アンソニー元気でね。(天国にも病気はあるんでしょう?)」だもん。
はっきり言って、キャンディの中では、「完全に終わった男」じゃん(^^ゞ
死んだらどうでもいいのかい!
私はアレで、キャンディが嫌いになりました(爆)。
しかし「FANAL」での扱いは全く違う。
アンソニーは常に、キャンディの心の中にいます。
彼を忘れ、テリィを恋することに罪悪感を覚え、
赦しを乞います。
そして最後の最後に、「アンソニーへの手紙」。
アルバートさんとの往復書簡よりもあとに配置されてます。
「紅白」で言うなら、大取りですね(笑)。
名木田先生、ここではアンソニーファンに気を使ってくださってます。
本当に嬉しかった!
で、私なりの結論。
コミックやアニメのラスト以降
キャンディに何が起こって、テリィやアルバートさんとどうなって
最終的に誰と結ばれるのか・・・
いわゆる「続編」として期待すると裏切られますが
「子供向けの小説を、大人用にリライトしたもの」と
納得して読めば、「FINAL」は最高だと思います。
特に、誰と結ばれようが、さして関係ないアンソニーファンにとっては(爆)
大人目線の描写で書かれた
レイクウッドのアンソニー(&三銃士)とキャンディが、
たまらなく「萌え~」なのであります(*^_^*)
話題はとかく「あのひと」に集中しがちですが、
テリィ&アルバートファン以外も十分楽しめます。
特に私の「萌えポイント」になったのは・・・
三つの門の詳細な描写
ステアとアーチーが二歳違いだった
(年子だと思ってました)
アーチーの語り
「アンソニーは優しい奴だったが、同い年のアンソニーとはケンカもした」
・・・って、どんなことでケンカしたんだろう?
あの二人、一旦火がついたら、結構激しそう(^_^;)
見てみたかったな、「アンソニーVSアーチー」
アーチーは、マサチューセッツの大学院へ
・・・そのとき、もしやロマンスが?
アニー、ピンチ!!
ただ結婚するには、アーチーかっこよすぎるよ(^^ゞ
もっと波風立ててくれなきゃ。
っていうかんじでした。
「あのひと」の解明以外にも、いろいろとネタを提供してくれる、
まさに「大人のために書き下ろしたキャンディキャンディ」だと思いました♪
これから「小説キャンディキャンディ」を
読もうとしていらっしゃるお客様、
つまらない意見ですが、良ければ参考になさってください。