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「先輩に誘われバイト感覚で…」振り込め詐欺摘発少年、8倍増

[詐欺・出資法違反]

 平成25年の1年間に振り込め詐欺事件に関与したとして全国の警察に摘発された少年は262人に上り、統計を取り始めた平成21年の33人から約8倍と急増したことが27日、警察庁のまとめで分かった。警察庁幹部は「先輩に誘われアルバイト感覚で加担してしまっているケースが多い。学校や保護者と連携して未然防止の対策を進めたい」としている。

 警察庁によると、振り込め詐欺事件で摘発された少年は21年以降、徐々に増加し23年には125人と初めて3桁となり24年は160人、昨年は前年比63・8%増の262人となった。

 摘発された少年を年齢別にみると、19歳が最多の74人で、続いて17歳70人▽18歳61人▽16歳47人▽15歳8人▽14歳2人となった。このうち無職は132人で高校生75人▽大学生7人▽中学生6人など。

 犯行グループ内の役割別では、被害者から現金を直接受け取る「受け子」が192人、受け取りを見張る「見張り役」は27人、受け子などを勧誘する「リクルーター」15人。銀行の現金自動預払機(ATM)などで出金する「出し子」と受け子などを指示する「指示役」がともに10人など,rmtssp

 受け子などの少年の成功報酬は詐取金の1~10%という。国籍別では日本が246人と最多だったが、韓国9人、中国3人と続き、ブラジル人やボリビア人など(いずれも1人)も摘発された。

 昨年1年間に全国の警察が摘発した、成人を含む振り込め詐欺型の摘発人数は計1249人で、少年の割合は約21%に上った。平成24年の1年間では少年は約15%で、23年は約16%だったため昨年、総数に占める割合も急増した。

 摘発された少年らは、「中学の時の先輩に誘われた」と話しているケースもあり、警察庁幹部は「不良交友関係で声をかけられて、安易に始めている実態が伺える」としている。