携帯電話についているワンセグが、NHKの受信料支払い義務の範囲に無いという判決が

埼玉地方裁判所でくだされたらしい。


(内容を詳細に知らないので、そんな判決じゃない!という事かもしれないが、

お許しいただきたい)



で、

それに対して、放送・通信のトップである、

総務省の総務大臣である、高市さんが

「携帯のワンセグは、NHK受信料の支払い義務になる」

と、所感を発表した。


NHKも控訴したそうなので、今後の行く末を見届けたい。



が、

総務大臣として、目先のNHKの収益と、

ワンセグの放送文化の普及を見誤ったとしか考えられないミスジャッジである


なぜならば、


・ワンセグがNHKの料金支払いの対象になる

・ワンセグを搭載しないスマフォ・携帯電話が普及する

・だれもワンセグを使わなくなる


という事を、分かっているのだろうか?


NTTドコモがNOTTVの事業を撤退した。

今や、テレビは儲かる文化ではない。

端末メーカも、ドコモの要請で、しぶしぶワンセグを搭載していた。

(機能搭載で、コスト高になったり、大きさ等の制約が厳しくなる)

ドコモがワンセグに肩入れしなくなるから、ワンセグ搭載は無くなるだろう。


使わないモノの文化は収束する。

需要と供給、自然の摂理でもある。

それよりも、もっとワンセグを利用したくなる文化を創り出すべきだ。

それが、科学技術や社会を引っ張る、政治に課せられた命題ではないか?



日本の郵便の始祖、前島密翁が眠る浄楽寺

郵政の神として、日本の通信・放送文化をどう見られているのだろうか?