アンテナを搭載する鉄塔

(・・・アンテナマニアと、言うよりは、”鉄塔マニア”になってきたかな?:鉄チャンである)

鉄塔は、アンテナから電波を遠くに飛ばすために、

高いところに持ち上げる役割をしている。


当たり前であるが、

アンテナの真横に、遮蔽物・・・

家とか車とかがあると、電波がそこにあたって、減衰したり反射したりする。

電波がちゃんと、飛んで行かないのである。


だから、アンテナを高い位置に置くのである。

その役割が、鉄塔 なのである。


鉄塔は、山の上で見る事が多くないだろうか?

山自体は、相当高い。

だから、電波を飛ばすには有利であるが、

山には樹木もある。

この樹木、、、意外と電波を減衰させるので、

高い山の、さらに高い場所にアンテナを置くために鉄塔がある。


あと、

海岸にも見かける場合も無いだろうか?



海岸=海=船舶用 だと確かに思われる。

海の中にアンテナは設置できないから、陸のギリギリのところ、

特に見晴らしの良い高台には、アンテナがひしめく。

灯台の邪魔にならないようにしながらも、灯台よりも高い場所にアンテナを設置して、

電波を遠くまで飛ばすのである。


なお、

上記の写真は、三浦半島の剣崎(剱埼)という東京湾の入り口である。

船舶用のアンテナでもあるだろうし、対岸の千葉県にも容易に電波が飛ばせるのだろうなと思われる。


見晴らしの良い場所に行くと、アンテナが目につくのは、そういった理由もある。

ただ、

観光地等では、このアンテナが”嫌がられる”事になる。

景観を壊すという理由だ。


人間は身勝手なモノなので、

自分への貢献が無いモノは排除的だ。

これは私も同じであるが。


携帯電話の基地局や、TV局のアンテナの基地局の建設に反対する人は多い。

電波が心配だという事を言う人もいる。

が、

多くの人は、電波は”見えない”ので、実際には気にならない。(影響も少ない)

が、

目に見える、鉄塔とアンテナが”目障り”なのである。


これは、毎日、目にするので、確かにストレスになる。


慣れれば、いつもの風景の一つなのであるが。