このブログは、総務省実効速度計測の関連を先に書き始めた。
ところが、世の中は、技術力よりも、お財布の方が騒ぎが大きかった。
・・・
武士は食わねど高楊枝・・・ではないが、
やはり、おネガは大切である。
ただ、
1点、声を大にして主張したい。
(このブログを、たまたま見てくれた人だけ、考えていただければ十分である)
それは、
日本の経済は、日本人がダメにしている。
のである。
iPhoneもGalaxyも、日本のメーカの端末ではない。
だから、
それらの端末が人気になっていくほど、
日本からお金が出て行っているのはご存じだろうか?
もう一つ。
携帯電話は、世界中でその技術力を競い合って進歩してきた。
そして、技術力が飽和した時に、
価格競争になった。
日本の技術力は、世界最先端を行っていた。
これは、間違いが無い。
アメリカや北欧に負けない技術力だった。
ところが、
価格競争では、台湾や韓国と言った、格安ブランドの負けてしまった。
細々と日本のメーカが端末を作っているが、
その先の行く末は、見えているだろう。
日本のこういった産業が停滞する。
それはすなわち、
日本の生活用品が停滞を起こす事につながる。
つまり、
携帯電話の価格が下がらないのである。
携帯電話の支払料金にについて、
安倍首相が、「料金を下げるタスクフォースにて検討する」
といった。
安倍内閣の思いつきで、
かつ、景気低迷時の人気取りに他ならないのはご存じだろう。
結局、
「日本の携帯電話の通信料は、他国と比較して高くなかった。」
という事が、顕在化して、
「一人当たり5000円以下の料金でスマフォが持てる」
という、3社の談合結果で、ピリオドを迎えた。
我が家では、既に、このプランが出る前から、一人5000円以下の支払いだ。
子供が携帯を追加したので、
ドコモのシェアパックに切り替えて、さらにドコモ光に入ったのだが、
結果的に
”今までよりも高くなってしまった”
のである。
通信料を安くする。
各社複雑な料金プランがある。
学割もある。
0円とうたっているプランもある。
が、
実は、どのプランでも、発生する料金は、実はたいして変わらない。
なぜなら、
”すべてのキャンペーンプランには条件があり、全部組み合わせると、逆に高くなる”
為である。
携帯電話会社も、バカではない。
その最たる例が”ソフトバンク”である。
安かろう、カッコよかろうと、みなさん加入するが、”元を取るまで解約させない”等、
携帯電話会社も必死なのだ。
慈善事業ではない。
入り口は優しく、出口は厳しいのだ。
ソフトバンクはそれで会社が大きくなり、USAの会社を変えるほど成長している。
あの会社を支えたのは、日本の国民である。
”安い安い”とみんなでお金を出し合って、
USAの会社を買わせてあげたのである。
おそらく、
巨額な損失を出して、事業は失敗するだろう。
アメリカは、痛くもかゆくもない。
なぜなら、日本がお金を出してくれたからである。
Thank you Japanese!である。
あ、
後ろ向きな話を連発してしまった。
話を要約すると。
日本の携帯電話の技術力は、衰えている。
その要因は、日本人自信の経済選択と、魅力的な商品が作れない国民性である。
京都に、電波の神様がいる。
電電宮と言われている法輪寺というお寺である。
嵐山の渡月橋の近くにある。
携帯電話の技術の進歩を止まってしまっている。
神様もさぞかしお嘆きであろう。