現在行われているダートのG1は2レースのみ。
東京1600の『フェブラリーステークス』と、中京1800の『チャンピオンズカップ』です。
200mしかかわらないとはいえ、東京はU字型のワンターンコースで、中京はコーナー4つのコースを1周する形態。
昨年「ゴールドドリーム」がこの2つのG1を連勝しましたが、これを成し遂げた馬は過去にも数えるほどしかいません。
それだけ求められる要素が違うということなのでしょう。
そして『チャンピオンズカップ』は、少し前までは阪神1800で『ジャパンカップダート』の名で行われていました。
「ニホンピロアワーズ」の持ったまま4角先頭など、名勝負が繰り広げられてきました。
そしてそれよりさらに前は、東京2100で行われていました。
現在では施行回数も少なくなっている距離ですが、特殊ゆえに傾向がつかみやすいなど、コアなファンがいるコースです。
そしてその東京で行われた2001年の『ジャパンカップダート』は、今でも世界で語り継がれるとんでもないレースになりました。
JRAの芝とダートのダブルG1制覇を成し遂げた「クロフネ」。
ワールドレコードをたたき出した伝説のレースを、青嶋アナウンサーの実況でお楽しみください。
『ジャパンカップダート』東京 ダート2100 2:05.9
今年のチャンピオンはどの馬か。
16頭態勢整いました、第2回ジャパンカップダートG1、スタートしました。
横一線きれいなスタート、そしてスッと下げた格好になったのは、黄色い帽子、芦毛の馬体「クロフネ」です。
さぁ、先行争いまず注目。
白い、勝負服、「ディグフォーイット」アメリカ、それから、やはりアメリカ「ジェネラスロッシ」。
外国勢が、これは、ペースをにぎることになるのか。
そして去年引っ張っていった、JBCクラシックチャンピオン、「レギュラーメンバー」は結局3番手外外、それほど前にはせりかけてはいかない競馬になりました、1コーナーから2コーナー。
このあたりも熾烈な心理戦が展開されているようです。
先頭7番の「ディグフォーイット」、早くも1馬身のリードをとりました。
2番手同じアメリカ勢「ジェネラスロッシ」、そしてその内に「ノボトゥルー」、春のチャンピオン。
その後ろに「レギュラーメンバー」外目をつくピンクの帽子は4番手をまわっています。
そして4番の「プリエミネンス」、蛯名5番手の位置。
7枠の2頭、内、「キングオブタラ」フランス、そして「リドパレス」は早めにいっている、「リドパレス」1頭かわして前からは5番手から6番手の位置を追走しています、鞍上ジェリー・ベイリーです。
注目そして、「クロフネ」が早くも中団に押し上げていっている。
武豊、前にいる、「リドパレス」を見ながらの競馬という格好か。
1枠2頭、「ミラクルオペラ」「ワールドクリーク」が中団の少し後ろ。
そしてその後ろ「ハギノハイグレイド」のピンクの帽子、内からは8番の、「ウイングアロー」、ディフェンディングチャンピオンは、中団のやや後ろといった位置、後ろから数えた方が早いポジション取り5番手から6番手、後ろから。
そしてその後方、11番の「リージェントブラフ」が付けています。
そして、最後方までほとんど差がなく、最後方の赤い帽子「オンワードセイント」までそれほど各馬差はありませんが。
さあ、場内がどよめく、「クロフネ」いく、「クロフネ」いく、「クロフネ」早くも3番手に押し上げていった。
先頭7番の「ディグフォーイット」がレースを引っ張る形ですが、ここで代わったか、「ジェネラスロッシ」「クロフネ」、5枠の2頭がかなり激しい動きを見せています、森の向こう通過した。
早々と動いた、600標識。
さあ、ここで早くも先頭に立った、ここで早くも先頭に立った、「クロフネ」だ。
早々と、武豊はここで先頭に立ってまだ直線があるが、どんなレースを見せるんだ「クロフネ」!
前走『武蔵野ステークス』9馬身ぶっちぎり、ものすごいレースをやってのけた「クロフネ」ですが。
先頭に立った、さあこのG1の舞台でも、「クロフネ」いく、「クロフネ」いく、まだ「クロフネ」堂々余裕のリード。
そして2番手は3番の「ノボトゥルー」だ。
後続勢なかなか詰められないが、3番手「ミラクルオペラ」など詰めますが、200を通過。
ちぎるちぎる!「クロフネ」だ!「クロフネ」だ!
そして2番手が熾烈になるが、ここで「ミラクルオペラ」が2番手に食い込んでくる。
外から外から「ウイングアロー」、「クロフネ」!
強すぎる!強すぎる!圧勝「クロフネ」!
なんとなんと芝とダート、JRAの、芝とダートダブルG1制覇!
勝ち時計2:05.9、時計はレコード!時計はレコード!またしても、またしてもレコード!

