今年のお盆は、例年とはちょっと違ったものでした。
2月、17年間生活を共にし、お別れした猫の「チロ」
3月、高校時代、部活動で苦しさに汗し、楽しさを分かち合った後輩や同級生
今年のお盆は、自分だけでなく、多くの人が特別なものだったと思います。
あれから約半年、自分には縁のないものと思っていた仏壇を前に、
元気なころの「チロ」の写真をみつめ、線香をあげる日々。
初盆、「チロ」は迷わず帰って来れたのだろうか。
無事、自分の居場所に帰れたのだろうか。
元気なころの、しぐさ、ぬくもりを思い出し、「ありがとう」。
1匹になってしまった「ちゃぼ」が毎日甘えてくる。
「チロ」がいた時には無かった。
きっと看病してたから遠慮してたんでしょうね。
毎日、暑くても寒くても、ベッドの端、触れるか触れないかのところに寄り添うように寝る「ちゃぼ」
「チロ」が毎日そうしていたように。
ほんとはずっとそうしたかったんでしょうね。
「ちゃぼ」のおかげで「チロ」を引きずらずにいれる。
「チロ」にも「ちゃぼ」にも「ありがとう」の気持ちいっぱいのお盆でした。

