川沿いの道路は、アスファルトが剥がれ、崩れていました。
この周辺の家は、残っていましたが、
住んでいる人は一人もいないようでした。
海にほど近い住宅
壁の跡から1階はほぼ浸水したのがわかります。
線路上から撮影
ここも線路がなくなっていました。
この辺は線路がほぼなくなっています。
今回の震災被害の影響で、別の場所に線路を移す計画があるようです。
1階右側が津波でえぐれていました。
残っている家屋には、赤や黄色の印がついています。
赤色は全壊のため、取り壊し
瓦などは不足しているため、修理も難しいようです。
震災当時は、庭は液状化し、水が湧いてきたそうです。
上の写真は、ふすまと柱の歪み
下は天井クロスのひび割れです。
幸いなことにこの程度で済みました。
近隣の住宅ではもっとも被害が少なかったそうです。
最後に、配給された救援物資
叔父家族は、津波で家が全壊しました。
うちの両親と実家での避難生活。
上の写真は、身を寄せる場所がある被災者に配給された救援物資
お湯で15分、または水で1時間でできあがるごはんです。
電気、ガス、水道といったライフラインが寸断された震災時は、
どれだけありがたいものだったのか。。。
7月初旬、震災から4か月経とうとしている時期に帰省
道路やライフラインはほぼ復旧してはいたものの、
流された家などはなかなか手つかずの状態。
家を失った人、家族を失った人、思い出の品、場所を流されてしまった多くの人たちは、
今も避難所や仮設住宅、住みなれない新しい地などで生活しています。
このブログを読んでくださった方々、
感じることはさまざまだと思います。
できることは違っても、なにもできなくても
何かを感じていただければと思います。
多くのブログの中、この『震災の爪痕』の記事に立ち止まり、
読んでいただき、ありがとうございました。