『 幸せを運ぶ鳥にはなれずとも
せめて祈らむ君が幸せ 』
現代短歌社
「年刊詞華集2014」より

まいにちがしあわせ
それは 君といつも
一緒にいられるから


まいにちがしあわせ
それは君が
わたしのとなりで
呼吸しているから
それいじょうを望まず
ただ ひとひ ひとひを
たいせつに
たいせつに

君のえがおは
わたしの小宇宙の
たしかなる平和だ


そのえがおは
わたしのくすりにも
なりえる
わたしは なにもできないけれど
君のしあわせだけを
祈ることしかできないけれど

わたしのまいにちは
君に守ってもらっているんだ
たしかな
君の心臓の鼓動とともに

しあわせという
ふたしかなものは、
たしかに、
君とわたしの
鼓動の響きのなかに
あるんだね。

あいらぶありす✨✨✨