散文詩 「 牢居 」 重い足枷のまだるこさ 肩にくいこむ おびただしき荷の なんと 煩わしきことよ 風よ 起これ! 時よ うごけ‼ 賢者より受けとりし 白き薔薇の かぐわしさが 我に自由を抱かせ 我が身を天空へと運ぶ 翼となる