昨日、solrikoさんや、creamylaitさんの
ブログを読ませていただき、
大変 勉強になりました。
私が毎日、ブログを更新している間にも、
動物たちの命の灯りが、
人間によって、悲惨なかたちで
奪われている現実に、
涙がこぼれます。
今から 8年前の5月、
私は チワワを探しに、
近所のペットショップへ
行きました。
娘にプレゼントした、
チワワのチョコくんの
お友だちを探すためです。

ガラスケースの仔犬で、
ピンとくる仔犬はいませんでした。
ふと ショップ内のサークルの
中に 耳が垂れた 赤毛の子が
いることに気づき、
「なんて、かわいい子だろう」と
じっと、見ていたら、
店員さんが、
だっこしますか?と 声をかけてくれ、
だっこしました。
それが、ありすでした。
初めてだっこしたような気にはならず、
ふしぎなかんじ。

そのときは、即決せず、
3日間 考えました。
皆さんと同じように、
私も運命的な縁をありすに感じ、
おうちに連れて帰りました。

数日したら、変な咳をしているので、
かかりつけの病院に行ったら、
ケンネルコフという伝染病に
かかっていて、すぐに
治療させないと、命に関わりますと、
院長先生に言われたのです。
ありすを数日前に ペットショップから
連れてきた詳細を話したところ、
院長先生が激怒し、
ペットショップに自ら、
電話してくださり、ありすは
1週間ほど、入院したのです。
そして、ケンネルコフが完治し、
すっかり、健康になってありすは、
帰ってきました。
病気になっている仔犬を
ペットショップが販売していたことに
いまも、怒りを感じます。
でも、あのとき、サークルにいた
ありすと出会わなかったら、
ありすは、どうなっていたのかな。
ペットショップにしてみれば、
犬猫は、在庫です。
在庫は、回転させないと
商売になりません。
となると、ありとあらゆる産業が
うみだした商品在庫の行きつく先は、
と、考えると、ゾッとします。
この年は、私にとって 波乱の年でした。
娘と実家の母からすすめられ、
離婚したのです。
家を出る時には、ありすは
置いていく予定でしたが、
同居していた姑が、
「赤い犬は、食べたらおいしいんだよ。」
と、真顔で言うので、
私は ありすを抱きしめて
家を出たのです。
娘が、「離婚したほうがいいけど、
近くに住んでね‼」というので、
長崎の実家に帰らずに、
約束どおりに、娘の近くに住み、
私の細腕💦💦1本で、
自分自身と ありすを
養っています。

ありすの幸せってなんだろう
どうしたら、
ありすは幸せをかんじられるのかな。
8年間、そのことを
考えてきました。
ありすをお留守番させて、
申し訳ないとは、
思いますが、かわいそうだとは、
思いません。
私は、ありすを短歌や俳句や詩に詠み、
それは、出版されて、半永久的に残る。
そして私は、いつも
ありすを愛しているから、
ちっとも かわいそうだとは、
思いません。
8年前、ペットショップで私が
救った命に、今では、
私が 救われています。
なぜなら、
ありすが生きているかぎり、
私も 生きていこうと、
強く 思えるからです。

来年も さ来年も、次の年も、
東京オリンピックの年も、
いっしょに
お花見しようね、ありす💖💖💖

「うん❗💖💖💖 」