疲労困憊短歌 | あいらぶありす

あいらぶありす

2019年9月26日
お星さまになったありす姫(享年12歳7ヶ月)と
2021年1月2日
お星さまになったチョコ
たん(享年14歳4ヶ月)と
家族のために一生懸命な
パパ & はすなこと橘まゆの日々のブログです♪


また 会社のヤツがきた。

そして、ヤツはこう言った。

ヤツ
「あのさ、夏の休暇、休みすぎじゃない❓」


「2月に、休暇の許可、取りましたよ。

てことは、私は 父のお墓参りにも

行っちゃだめって、こと❓」


ヤツ
「僕は はすなさんが、心配だから、

今日 ここに来たんだよ。

あまり、長い休暇を取ると、

その後のスケジュールが

タイトになって、はすなさんが、

この前みたいに、体調不良で

休むんじゃないかって、

心配なんだ。ほんとに、だいじょぶ❓😄

ほんとにほんとにほんとに、

からだ、だいじょぶ❓😄 」



「だいじょぶかどうかは、断言できませんが、

だいじょぶになるように、

努力します。」


ヤツ
「でもなあ~~❗ だいじょぶって、

言ってもらわないとなあ。」



「そんなに、心配でしたら、

もう、私は役に立てませんね。」


ヤツ
「あっそう❗❗ じゃあ、そうして下さい」




おまえなあ、取引先から、

なんて言われてるか知ってるかい。

「アイツは、もういらない。」

って、言われてるんだよ。


しかし…… それにしても、

こんな酷い言葉を言われたのは、

初めてです。

人の尊厳を踏みにじる言葉を。



ありす、ごめんね。

ママは、運悪く、こんなブラック企業に

勤めていて。

休みが、もらえないから、

ありすと 一緒にいる時間が

少なくなっちゃった。

ほんとに、ごめんなさい。




「ママ、だいじょぶ❓」


「うん、だいじょぶだよ、ありす。

心配かけて、ごめんね……

だけど、ママ、もう疲れた。」




「 疲労といふブラックホールに

痩せ細ったアイデンティティが

のみこまれてゆく 」