昔、小さな町で、わいが町会長を
やっていた頃の話なんやが、
お隣に、うちの子と、同い年の子が、
何人か 住んどった。
お母さんたちは、パート勤めの人が
多かったもんで、当時、専業主婦やった
わいが、夏休み冬休みと、
うちの子と町会の子供たちを連れて、
いろんなところに 遊びに
行きよった。
河川敷でBBQしたり、猫のテーマパーク、
ねずみ御殿、プール、いろいろ行って
それはそれは 楽しかった☺

みんなで、また、ねずみ御殿に行こうと
言う話になり、3人に声をかけ、
うち2人が 行けることに。
大人は、わい1人で ねずみ御殿まで
運転手や。
その日も、開園から花火まで、
楽しい時間を 過ごし、
子供たちは、後ろの席をベッドにして
ねずみとくまのぬいぐるみを
抱いて すやすや ねむっとった😆🎶
楽しい1日を過ごした翌日の朝、
7時頃、
わいの携帯が 鳴ったんや。
わい
「もしもし…(眠)…」
○子ママ
「昨日、ねずみ御殿に行ったんだってね。」
わい
「うん(眠)」
○子ママ
「どうして、うちの子
連れて行ってくれなかったの❓❓」
わい
「○子ちゃん、都合が悪いって言ってたからね」
○子ママ
「それは、半月前の話でしょ💢💢❗❗❗💢💢
なんで、うちの子、誘ってくれなかったの
❓❓💢💢」
わい
「ねずみ御殿は、入場料高いから、
うちは、半年に1回しか
行かないんだよ。
だから、予定日の半月前に
声をかけて都合が悪いと言われた
○子ちゃんは、今回は
行けないんだってことに
なるわけよ。」
○子ママ
「おたくは、そうかも
知れないけど、うちは 毎月、
ねずみ御殿に行ってるのよ❗❗❗」
わい
「❓❓❓」
○子ママ
「私はさ、あなたがさ、いつもさ、
うちの ○子をさ、
いつもいつも、面倒見てくれてるじゃない。
だからさ、
これからもさ、あなたにさ、
うちの○子をさ、
細かく 細かく
もっともっと
面倒みてほしいの。」
わい
「……………… 😨😨😨」
○子ママ
「細かく細かく…… よ。…………」
わい
「…………😨😨😨 」
………… 我が子が、小さい頃の
電話やが、
今でも こうして はっきり電話の内容を
覚えているくらい
こわい電話やった😨😨😨
この電話のあと、
わいは どうしたかっちゅうと
○子ママとは、あいさつだけにして、
距離をおくようになった。
あなたの常識= 非常識
っちゅうことも
あるかもしらんわけで、
この電話も
もしかすると、○子ママにしたら、
可愛い我が子を思うゆえの
当たり前のことやったかもしれん。
でも それは、
世間一般から、かけ離れた考えやった
かもしれぬ。
狭い世界に いればいるほど、
人は、特に 女性は、
自分のものさしでしか
人をはかれなくなる場合が、
多々 あるようだ。
ほどほどの距離感を
保ちながら、人とつきあわねば、
窒息しそうになる。
自分もまた、
人を息苦しくさせないよう、
気をつけねばと、
かえりみる 今日このごろである。