散文ポエム ~ウィリーくんに捧げる~ | あいらぶありす

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2019年9月26日
お星さまになったありす姫(享年12歳7ヶ月)と
2021年1月2日
お星さまになったチョコ
たん(享年14歳4ヶ月)と
家族のために一生懸命な
パパ & はすなこと橘まゆの日々のブログです♪


今朝の お散歩で、ゴールデンレトリバーの
ウィリーくんが 虹の橋を渡ったと、
ウィリーくんママから 聞きました。
おととい、ごはんを食べたあと
急に 旅立って行ったそうです。

ウィリーくん、ありすと 遊んでくれて
ありがとう。
どうぞ、安らかにお眠り下さい。

残念ながら、生前のウィリーくんの写真が
なく、ウィリーくんのお嫁さんの
ケ○トちゃんの写真を 掲載させて
いただきますこと、
お許し下さい。

ケイトちゃんとありす



散文ポエム ~ウィリーくんに捧ぐ~


君のからだのあたたかさ
夏には ぐっしょり 汗をかき
お庭で ホースをのばしてさ
シャワーをがんがん 浴びたっけ
そのとき
大きな虹が出て
君と一緒に はしゃいだね


君のからだのあたたかさ
冬には 一緒によりそって
おひるねしても だいじょうぶ
君のからだの体温が
ぼくをあっためてくれたっけ
ぼくがくしゃみを
したときは
まゆをへの字に 下げながら
ティッシュの箱を
くわえてさ
ぼくに差し出してくれたっけ


君のからだのあたたかさ
急に天使が降りてきて
君の体温 奪ってく

少しずつ
少しずつ
君のからだが 冷えてゆく
ぼくは 君のからだを
あったかく
もう一度だけ
あったかくしようと思って
あっためた
今度は ぼくが君をあっためた

それでも 君は
だんだんに
冷たく 冷たく
なってゆく

ぼくを見つめた その瞳
もう 開けては くれないの?
もう ぼくを見つめて くれないの?

ぼくを迎えに玄関に
走ってくる足音は
もう しない

君は 君を迎えに降りてきた
天使とともに 天使になった
君は きっと
ぼくに愛を 教えてくれるために
この世に 生まれてきてくれたんだ

ああ ウィリー‼

とじた瞳は 空の色に変わる

君のからだのあたたかさ
これから 冬が めぐりきて
ぼくが 寒さに 震えても
記憶のなかの君が
きっと ぼくを
あたためてくれるだろう

そして ぼくは
生きてゆく
君がいない世界の中で
強く 強く
生きてゆく

君が 教えてくれた
愛するということを
抱きしめて

君の体温を
抱きしめて

強く強く
生きてゆく

君のからだのあたたかさ
君のからだのあたたかさ



合掌