13日、僕は受験雑誌の購入のために近くのそこそこ大きな本屋に行きました。
そこで、思いがけない再会が待っていました。
カウンターでその雑誌の定期購読の手続きをしていたら、いきなり「アンサーボール君じゃない?」と声が。
そこにはどこか見たことのある気がする、僕と同い年ぐらいの女の子が。
懸命に記憶を探っていると、ふとよく似た顔が、彼女の顔と重なりました。
小学生のころ同級生だったMさんでした。彼女は「ライ麦畑で捕まえて」を買いに来ていました。
小学生のころは、かなりおとなしい女の子だという覚えがありましたが、そのおとなしいイメージそのままに、彼女はかわいく育っていました。
しかも、聞けば、彼女は立教大学に合格していました。
その後、僕は東大を受けようとしたけどセンターでばっさり足を切られたことを話し、別れました。
あれ…?なんだこの気持ち…?
いや、別に足切りにあったこととは無関係です。
ただ、基本僕は独りでいるのが好きだけど、なんか彼女となら一緒にいてもいいかな、ってことを、ふっと思ってしまいました。
果たして、彼女に僕は釣り合うのだろうか…いやそんなわけないか、こんな頭の悪いやつと彼女が付き合うわけがないや…
って何考えてるんだ僕!?この僕が、この日本一青春という二文字から縁遠い青少年であると自負しているこの僕が、まさか、まさか、恋!?
…んなワケないよな!さ、ニコ動でも見ようか!(苦笑)
ところで、以前にも他の小学校の同級生に会ったことはあるのですが、僕の記憶の中では活発なイメージの子は、みんな名前を告げられても首を傾げるほど面影が影も形もなくなっていました。