「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか?
全部読み切れなくて返却期限来てしまったんだけど、とても読みやすく、脳の仕組みや記憶の仕組みの解説をしながら「なぜ」を紐解いてくれる本でした。
そりゃそうだろ、ぐらいの解説から始まったけど、当たり前に分かっていたことすら私たちは忘れる事があり、「なんで伝わらないのだろう」「なぜ相手の言葉を理解できないのだろう」の仕組みを改めて丁寧に教えられると、上手くコミュニケーション取れない事へのストレスが楽になるような本でした。
以下はブログの下書きに溜めてた備忘録
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知識や思考の枠組み
スキーマ
スキーマは経験や知識によって脳が自動的に考え出す思考の枠組み。
スキーマによる能力、認知能力
・言語によるコミュニケーション
・学びや仕事における情報処理やアウトプット
・多数の人と協働して何かを成し遂げる力
・部分を見て全体を予想する力
・何かの物事の原因を追求したりする力
視界に入っている=見えているではない。
オレンジ色のメガネと、聞いてイメージしたものが違くて「そこにありません」という話。
沢山あるメガネの中で色の認識違いで「ありません」は理解出来るけど、そこにメガネしかないのに「ありません」で見えなかった事になるのは疑問。色よりも「めがね」という形の想像が浮かぶから。でも見えなかったと答えた人は「メガネ」より「オレンジ」に焦点を当てたからなのか?
ただこれはあくまで私のスキーマによる思考のひとつでしかないってことなのかな?
代表性バイアス
特定の人だけ該当するのに、特定の人と同じジャンルの人も該当するという思い込み。
ある国のテロリストがテロ行為をしたときに、その、国の人皆がテロリストと思い込む。
過剰一般化
代表的な事例をあてはめて考える現象
ある1人についても、たまたま目に付いた特徴だけで「〇〇さんは~だから」という現象も同じ
人は無意識的に
「見聞きしたくないものはブロックする」
「思い出したいものを想起する」
選択や意思決定をするときに多くの場合は、最初に感情(好きか嫌いか)で判断し、その後に論理的な理由を後付けしているにすぎない
理解する=記憶違いを生む事もある
新型コロナウイルス蔓延
・専門家たちの言っている事が皆違う
前提として違って当たり前。
蔓延を防ぐ対策としてステイホームもあれば、経済が止まる不安を拭うための対策も考えなくてはならない。
政府が見解や指針を発表することで方向性は定まる。ただ「政府が言うのだから間違いない。自分で考える必要はない。」という態度は、考えを放棄し無責任な事。
相手の立場になって考える
→相手の置かれている状況を分析し、それに応じた提案をする。単なる思いやりではない。
ビジネスシーンにおける「確認してください」
=責任の放棄や押しつけにになっていないかを考える。
メタ認知
自分の意思決定を客観視すること
ファスト思考→直感的決定
スロー思考→時間をかけた決定
ファスト思考をいかにスロー思考で考えられるか。
ファスト思考→テストの1巡目
スロー思考→テスト回答の見直し
見直しをしない人=メタ認知が養われていない
感情で意思決定するメリット
優劣がつかない選択肢を決定できるのは生き物だけ。それは感情や思考があるから。
心理学者ゲルト・ギーレンツァー
「人は何かを選ぶ時迷ったときに、最初の瞬間に注視したものを最終的に選ぶ傾向がある。好きという感情が先にあって、それをもとに意思決定し、あとからの選択を理性で検証しているから」ファスト思考、スロー思考
合理的に判断出来るだけのデータが集まるまで判断できない=究極の非合理的
感情無くして判断することの方が難しい。
