シェリーの冒険 11話 | DarkAndw Blog

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TES IV:オブリビオンの自キャラ冒険談

オブリビオンを実際にプレイした内容に
もとづいだお話しを書いてみました


第十一話 クヴァッチ

王者のアミュレットに秘められた強大な魔力と
ドラゴンファイアに火を灯し続ける重要性がわかった今

ジョフリーの話す皇帝陛下のご子息がいるとされる
クヴァッチに急いで私は向かう事にした

目的地はウェイノン修道院から南西に向かい
スキングラードの更に西へ進むという長い旅が始まり
道中の街道沿いに幾つか建っている宿に泊まりながら

なかなか息の切れない私は急いで走りクヴァッチへ向かう

道中の邪魔は当然あった
重装備に固めている私を恐れもせず挑んでくる
追いはぎや山賊に獰猛な動物やモンスターが襲いかかる

だがあまり付き合う暇もない為短期決戦用に
幾つか所持している魔力の剣で一掃する事が出来た

それから約3日間の旅の末ようやくクヴァッチに到着する

既に空は真っ暗になっており街があれば建物の窓から
明るい光が遠くからでもわかるように見えてくるはずだった

しかし一向に地図に示されているクヴァッチ周辺では
明かりという明かりが何もなく、更にはようやく
人のいそうなテントが見えてきたのだが

突如私の元へ大慌てで向かってくる一人のエルフがいた
息を切らしながら青ざめた顔をしながら話し始める

ハーテル
「早く来い! 今のうちに逃げるんだ!
 衛兵達がまだ道を抑えているが
 敵に制圧されるのも時間の問題だ!」


シェリー
「いったいどうしたというの?」


ハーテル
「おいおい! あんた何も知らないのか!?
 昨夜 デイドラがクヴァッチを制圧したんだよ!
 城壁の外にある光る扉が現れたんだ

 オブリビオンの門だよ!

 巨大なバケモノがいたんだ…
 悪夢から這いだしてきたような奴だ
 
 城壁を乗り越えて… 火を噴きながら
 ヤツらが群がって… まさに殺戮だ」


あまりにも突然の事に私はまだ状況を把握できていない
周辺は真っ暗というだけで街が制圧されたかどうか
というのがまだはっきりと確認できないからだ

だが明らかにエルフの男は悲惨な目にあったような
青ざめた顔をしているのがわかる

シェリー
「本当なの!?」


ハーテル
「自分の目で見てくるんだな! クヴァッチは灰になった!
 残ったのはこれだけなんだよ わかるか!?
 みんな死んだんだよ!」


シェリー
「どうやって逃げてきたんだい?」


ハーテル
「サヴァリン・マティウスだ…
 それと衛兵の何人かが私達を逃がす為
 城門を突っ切って血路を開いてくれたんだ

 サヴリアンはここから死守すると言っていたが…
 そんなことは無理だ ヤツらを止められるはずがない
 あんたも見ればわかる!

 手遅れになる前に出て行くぞ!
 ヤツらはすぐにでも攻めてくる 今の内に逃げるんだ!」


シェリー
「あっ!ちょっとー!」


相当酷い事があったのだろうか私に先ほどまでの
出来事を詳しく話した後その場から逃げ去ってしまった

オブリビオンの門… 向こうの世界とこちらの世界を
繋ぐとされるそれは今までドラゴンファイアの灯火により
障壁を作りデイドラたちからの侵略を長らく防いでいた

だが皇帝陛下が亡くなり世後継ぎが決まっていないまま
アミュレットを身につけるべき者が現れないと
その脅威はたちまち、この世界を支配する事になるだろう

そしてデイドラ達からの侵略が始まってしまった今
更なる侵攻を防ぐ為にはここクヴァッチでアカトシュの司祭を
務めているとされるご子息のマーティンを探さなくてはならない

エルフの男が先程みんな死んだという話をしていた為
マーティンは無事なのかどうか祈るばかりである

男と会った場所から少し歩いて行くとクヴァッチから
逃れられたと思われる難民たちがキャンプを張って待機していた

家も家族も全てを失ったと泣き崩れる人々が
テントを張り一夜を過ごそうとしている

さっそく私はその難民たちの中にマーティンがいないか
探しだしたのだが、この時点で見つける事はできなかった…
もう手遅れなのだろうか不安が募るばかりである

さらに奥へ進みクヴァッチへ続く山を駆け登っていく
もしサヴリアン・マティウス率いる衛兵達が残っているのであれば
まだ戦いは続いているはずなのだが

やけに静かで風の吹く音しか耳にする事が出来ない
まさか衛兵達は全滅してしまったのだろうか
登れば登るほどその不安になる気持ちは強くなっていった

ようやく城壁が見えてクヴァッチの城門近くにまで到着する
するとそこには赤色の巨大な光る扉が存在していた
そこから魔物が次々と現れていき襲ってくる様子がわかる

わずかに残っている衛兵達がこの先から一歩も出させまいと
バリケードを作り必死に応戦していた

私も咄嗟に加勢しようとその場に向かおうとしたが
突如そばにいる衛兵に呼び止められる

サヴリアン・マティウス
「君!下がりたまえ! ここは戦地だ
 君の来る場所じゃない 今すぐ野営地に戻るんだ!」


先ほど何が起きたのか理解したのだが
念の為により詳しく知る為に同じような質問をした

シェリー
「ここで何が起こったというの!?」


サヴリアン・マティウス
「我々の街が陥落したのだ! わかったか!
 敵があっという間に押し寄せたが
 我々では手も足も出ず

 住民全員避難させることすらできなかった
 まだあそこには取り残された者達がいるんだ

 何人かは聖堂に逃げ込んだが
 それ以外の者は無残に殺された 伯爵と側近たちも
 まだ籠城しているはずだ

 しかし今は彼ら救いに市街に戻る事すらできないのだ
 あの忌々しいオブリビオンの門のおかげで…」


シェリー
「これからどうするつもりだい?」


サヴリアン・マティウス
「我々にできることはただ一つ…
 この防衛線を死守することだ
 もしここが突破されてしまえば
 
 あの化け物どもが一気になだれ込み
 野営地を制圧してしまう

 我々は生き残った数少ない市民を守らねばならない
 今できるのはそれだけだ」


シェリー
「マーティンという男は知らないかい?」


サヴリアン・マティウス
「あの司祭?最後に見かけた時は
 一行を引き連れてアカトシュの聖堂に
 向かっているところでした

 運が良ければ あの連中と共に聖堂内で立ち往生
 しているはずです そうでなければ…」


皇帝陛下のご子息であるマーティンは聖堂にいるようで
まだ無事だという可能性がわかり少し安心した

ではそろそろこの戦いに私も加勢させてもらおう

シェリー
「あなた達の戦いを手伝いさせてもらいたいわ」


サヴリアン・マティウス
「手伝いと?冗談だろう?
 
 ふうむ…本気で言っているのなら
 役に立ってもらえるかもしれんな だが
 死ぬ事になるかもしれんぞ …本当か?」


シェリー
「できることをやってみましょう」


サヴリアン・マティウス
「門を閉じる方法はわからないが 不可能ではないはずだ
 最初に奴らが攻め込んできたときには 連中は
 複数の門を開いたが それはもう閉じている

 門のあった場所には 地面に跡が残っているはずだ
 その中央に大いなる門がある

 門を閉じる方法を探る為
 部下を門の中に突入させたのだが
 誰も戻ってこない…

 門の中に入るなら 部下の様子を見てきてくれないか
 もし生きれいれば 彼らの任務を手助けしてやって欲しい
 その望みがなければ 自ら切り開いてみてくれ
 
 とにかく幸運を祈る 我々はここを死守している
 生きて戻って斬れくれ
 
 君の勇気ある行動に幸運を祈る」


そう言ってサヴリアン・マティウスは私に
門の中で何が起きているか様子を見てくるよう
任務を与えてくれた

そして衛兵と共に続々と現れている魔物たちを
討伐しこの場を死守する為
サヴリアンは戦いに戻っていった

当時に私は門に入る前に彼らを援護する為
ウンヴラの剣を構え共に突撃する事にした

いよいよ3ヶ月も掛けた修行の成果が試される時である

そこにいる魔物達は人型に近づいている
ワニのような顔をした生物、デイドロス

人間の女性と蜘蛛が合体した不気味な敵である
スパイダー・デイドラに

デイドラの住民でもある灰色の体をした
ズィヴィライとそのペット達が門の周りを制圧しており

剣を急いで抜くと私はマティウスの背後から
鋭い爪で襲いかかる小さな恐竜のような
ズィヴィライのペットを強く斬り裂き突き攻撃で止めをさす

その次に私はそのペットを操っていた主人である
ズィヴィライに渾身の力を込めて突き攻撃を繰り出し

放ってくるファイアーボールを避けながら
横に大きく振るスラッシュ攻撃でズィヴィライに止めをさす

急いで後方に戻り彼らの支援に向かう
マティウス戦うもう一人いたズィヴィライを
横から大きく剣を振り下ろし一撃で倒す事が出来た

安心したと思い剣を収めたつかのま門から新たに
現れたと思われるワニのような大きな体をもつ
デイドロスがマティウスの不意を突いて襲い掛かる

マティウスも私と同様に剣を収めていた為
不意打ち攻撃をまもともに食らってしまう

すかさず私は連続攻撃を行い素早い切り刻みで
デイドロスをすぐ倒す事が出来た

戦闘はあっという間だった、衛兵達にとって
相当手こずっていた相手のはずだったのだが
3ヶ月の修行を積んだ私にとっては

そこらの山賊と対して比べ物にならない程だった
だが恐らく長い戦闘で弱まっていたデイドラ達が
この門の周辺にいただけというのもあるので油断は出来ない

一度彼らの傷を癒す為にバリケードへ戻る

サヴリアン・マティウス
「君がオブリビオンの門を閉じる方法を見出すまで
 私に残された仕事はここを死守する事だけだ

 私の家…私の故郷が炎に包まれている
 身を斬られるようだ あそこに駆け戻って
 救う事も出来ないなんて

 我々は完全に無防備だった 彼らは突然
 現れたんだ 恐ろしい程の数でな…」


シェリー
「かならず門を閉じる方法ほう見つけだして
 このクヴァッチを救ってみせる」


私は厳しい修行の成果により自身の傷だけでなく
他者の傷を癒す術も唱えられるようになり
傷が深くなっていたマティウスに魔法で手当てをした

メランディル
「この状況で生き抜けたら むしろびっくりするね」


そばにいたエルフはこのような劣勢な状況で
勝利を収めるのは信じられない姿勢でいたようだ

いよいよ私はオブリビオンの門へ入る事になる
今までの常識は通じないような異界の世界が待ち受ける

そんなデイドラの巣くう地獄のような所で果たして
門を閉じる方法はあるのだろうか

この悲惨なクヴァッチを救い聖堂に逃げたとされる
マーティンを見つけ出すという重要な任務を受け
私、シェリーは勇気を振り絞って門に突入する事になった