仕事中に大地震に遭う Part2 | DarkAndw Blog

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日常に起きた出来事や趣味の事などを
書いていくブログです

電車で1時間の距離を歩いて帰る事に

仕事中に大きく揺れている間
私が一番最初に無意識で行った行動は
ケータイをすぐ開き家族が無事か
電話をかけはじめていました

しかし繋がる事が出来ず
緊急連絡用のモードも駄目でしたので
メールで安否の情報を確かめました

そしてなんとか家族は
無事で過ごしていましたが
停電が続いているとの情報を聞きました

電車もバスも交通手段が断たれている状態でも
すぐに家に戻りたかった私は
電車で1時間かかる距離を
歩いて帰る事にすぐ決めました

私鉄の沿線沿いに歩き
幹線道路の歩道を途中2ヶ所ほど
交差点で曲がるような所以外は
ずっと真っ直ぐ歩けばいいだけなので

およそ3時間程度で着く距離なら
電車の復旧やバスの復旧を待つより速そうだと判断し

じっと待っていたり
臨時で泊まる事が
苦手で嫌な私は歩く事にしました

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↑歩きはじめてから30分経過
どこの道路も車が全く動かない大渋滞


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↑歩きはじめてから1時間経過
すでにこの辺りから大停電地帯


自分のペースで黙々と歩き
いつもよりもかなり早い時間で結構な距離を進んでいる事が
何回もチェックするケータイの時計でわかり
予定の3時間で到着も余裕だと思った所

前を歩く人を追い抜こうとした時その人から突然
目的地に行くのに今歩いている道で大丈夫なのか
声をかけられました

外国人の女性の方で私がカタコト英語で
教えても「エイゴ…ワカラナイ…」という
お返事がかえってきてしまい

何処の人なのか聞いてみると
なんとロシアの人でした
ただその人の目的地は途中まで
自分と同じルートをたどる事になるので

簡単な日本語なら少しだけわかるという
ロシア人女性に対し

私は「では途中まで一緒に」「あるきましょう!」と
その人が迷わないよう付き添う事にしました

その人も安心してくれたのか笑顔で
一緒に歩いてくれまして

「アナタドコノヒト?」
「私、日本 と フィリピン のハーフ」
等と二人でお話しながら楽しく歩けました

なんと日本に来て1週間しか経ってないらしく
ロシアにいたときは地震という経験自体
がなかったそうで非常に恐怖だったそうです

色々と話がはずんで歩き
2時間半が経過とうとう分岐まできて
お互いに名前をメモで書きあい

もし機会があったらFacebookで
お友達登録して欲しいとの事でした

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↑夜になると暗闇の世界を歩く事になる
歩いて帰れる距離の人向けでしょうか


すでに大停電地帯まで歩いており
途中からは全ての電気という電気が
通っておらず信号は警察の誘導
周りは真っ暗なゴーストタウン状態

その真っ暗で殆ど何も見えない所を
走ってくる車のライトを頼りに
歩き続けました

そしてまた左右に大きくフラついている
人を追い抜こうした時
突然声を掛けられ

私と同じ目的地に向かっている人が
道がわからなくてどの交差点を
曲がれば良いのか迷っていたそうです

そこで
「私も同じルートなのでご一緒しましょう」
と一緒に歩く事になりました

本人が言っていましたが
生まれつき足のバランスがとれず
感覚に障害をもっているとのことで

私が後ろから見ている限り
左右に大きくフラついていて

歩道を歩いている時でも危険なのに
これから通る道は一時的に歩道もない
危険な車道だけの山道を通るルート

その為私は
「では私が支えながらいきますので」
「慌てずゆっくりいきましょうね」
と彼の身体をしっかり固定しながら
その人のペースに合わせつつ

私が車道側を歩き
ゆっくり慎重にその人を介護するような形で

走ってくる車に少し恐怖を感じながらも
左右に大きくフラつかないように
一生懸命さらなる長い道を一緒に歩きました

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↑必死に彼の身体を固定しながら
ゆっくり慎重に歩いていく私達


「ありがとう…これも何かの縁だね」
とその人はお話し

私も「久々に長い距離を歩きましたね~」
「いつもは電車ですか?」と
いろいろと彼とのお話しが続きはずみました

ロシアの人につづき足の不自由な人

今日は出会いが2回もある一日だと
そう実感もしはじめ
二人で夜空を見ると

すっかり天気は良くなっており
星空が非常に綺麗で
月の明かりが良く
道もかすかながら見えていました

もう真っ暗なので段差のある歩道も怖く
いつもの倍の時間と体力を消耗し
地元の駅の大きなロータリーにきたときには

もう足は痛くてガタガタで辛かったですが
そこから住まいが違う為別れる事になりました

「本当にここからは一人で大丈夫ですか?」
と聞きましたが本人は大丈夫だと

ここからはいつも電車からおりて一人で
歩いている所だと自信があったそうなので
心配しながらも私は家に向かいました

そして予定していた3時間の到着を
1時間も遅れる約4時間かけて歩き
ようやく家に到着致しました

しかしこの時点ではまだ大停電が
続いており真っ暗な中、余震に
怯えながらも家族と夜を過ごして


いつでも外へ避難できるように
服を着たまま寝る事にしました
電気の復旧は深夜の1時頃に復旧
電車も私鉄だけようやく始発に再開