きっとアタシは自分を切り刻んでる
あなたのそばを離れないことで

あなたを見つめ続けることで

あなたと話すことで

本当の身体を切り刻む力を持てないアタシは心を切り裂いていってる

あなたの隣で眠るたび

あなたとキスをするたび

あなたと肌を合わせるたび

そのうわべの温かさに身を任せるたび

心を切り裂いていく

そうしていつか身体も切り裂けてしまうように

アタシがなくなってしまうことを願ながら

あなたを失うならその方が善いから

あなたを失ってしまったアタシにはそうするしかないから

もう
他に方法を思いつかない