プロレスは、禅問答のように、考えれば、考えるほど、解らなくなってしまいます。
 
それは、まるで、底無し沼のようです!
 
禅問答の底無し沼は、
底が見えず、答えがわからないのですが、

プロレスの底無し沼は、
同じ底無し沼でも、
底が丸見えなのだそうです。 
答えも、丸見えなのだそうです。
 
しかし、その為、さらに答えが解らなくなる
そうです!

確かに、対戦カードを見たら、
勝敗がわかってしまうことがあります。

しかし、それでも、何故そういう結果になるのかが解らず、惹き付けられるのです。

 レスラーの方々は、丸見えの底無し沼の底から、ファンに禅問答以上の何かを仕掛けているのかもしれません。

本当にプロレスって、わからないものです。
 
そして、
「わからない」、
これが重要なのです‼️
 
なぜなら、
わかったしまったら、
観察者は機能しないからです。
 
「わからない」
これが、観察者を機能させるヒントです。
 
人は、
「わからない」時、
全てを手放す状況に追い込まれます!
 
この時、完全に
私を手放すことができたら、
枠から出ることができるのだと思います。
 
観察者を機能させるには、
まず
「わからない」状況に入り込む勇気を
持つ事だと思います。
 
そして、
「わからない」をトータルに感じ切った時、
枠の外に出ていくチャンスが広がるのだと思います。

おそらく
猪木さんは、ピンチの時に
これをやっておられたのだと思います。
 
猪木さんの人生のシフトの秘密は、
ここにあるのだと思います。
 
「わからない」を通り抜ける勇気を持ち、
その中に一歩踏み出す。 
 
猪木さんの引退試合の時に話された「道」の詩が思い起こされます。
 
猪木さんのお体が、もっともっと元気になりますように・・
 


 

追記

枠の外というのは、
108さんの言う「マインド以外の領域」や大嶋信頼先生の「無意識さん」の事で、いいと思います。