昔の「ゴーマニズム宣言」に、猪木さんのことが出ていた。

 

猪木さんのほか、週間プロレスの編集長 ターザン山本へのメッセージまで出ていた。

 

小林よしのりさんは、私が思うところによると、漫画を通じて世の中に公の心を国民に思い出させようとしておられ、そして公の心は、トレーニングが必要で、みんなにトレーニングさせたいのだと思う。

 

絵も迫力があり、時に気持ち悪いものも堂々と描くこともあるが、それも魅力であろう。

 

グルジェフは、印象も食べ物だと言っていたようだ。

おそらく我々は、漫画からも栄養を得ているのであろう。

 

そういえば、昔小林よしのり先生に、手紙を書いたことがあった。

 

Oshoというインドの覚者が言っていたことが大変興味深かったので手紙を送ったことがある。「共産主義は、最初は結婚制度を取り消して、恋愛を自由なものにしようとしていた。」とか「恋愛を自由にすると国家の境界線が薄れていく。」とか「本当の共産主義とは、アメリカのような国が社会主義となり、さらに成熟して、共産主義となった時、初めて共産主義となる。つまり、今現在、本当の共産主義国家は、どこにも存在したことがない。あるとしたら、インディアンのコミュニティだったかもしれない。」というようなことを15年以上前に手紙で送った。

 

それである時、たまたま雑誌をめくってゴーマニズム宣言を見たら、小林さんのお父さんが、共産主義に関して、Oshoと同じことを言っていて、それが漫画で描かれていた。

小林さんのお父さんも、Oshoと同じく「アメリカのような国が社会主義となり、共産主義となった時に、初めて共産主義となる。」という内容だった。

 

あんまり内容がそっくりだったので、びっくりした。

 

ところで、小林よしのりさんは、ゴーマニズ宣言の中で、猪木さんの政治能力がないことと、そういう議員に使う税金は無駄であるとして、猪木さんに議員を早くやめるように漫画で書かれています。

なんでも、スポーツ平和党の新間さんと秘書さんが言うには、税金を何百円か毎日盗んでいたという。帳簿の書き間違えか、書き忘れだと思うが、ゴーマニズム宣言で描かれるぐらいだから、盗んでいたのかもしれない。ちなみに猪木さんは、新間さんたちが、お金を・・と言っていたが、額が小さすぎて何も言えない。

 

小林よしのりさんは、猪木さんが盗んだ税金は、自分の本の印税から取られたことにしてくれー・・と擁護もしている(笑)

 

それにしても、ゴーマニズム宣言3で描かれている猪木さんの漫画は、

小林よしのりさんが、猪木さんにプロレス界に戻ってほしいあまり、根本的な問題の根に光を当てず、対案を出さない野党のような感じで終わっています。

 

 もし誰か政治に能力がないとされる議員がいて、そういう人に無駄な税金を使っていると思うのであれば、おそらくそれは、そういう人を存在させる制度が悪いのだと思います。

 

こういう場合、いつもの小林さんなら、問題の根に光を当てるのが、ゴーマニズム宣言なのですが、猪木さんだけが悪いように描かれています。

 

たとえば、議員に立候補する人に条件を付けるなどの対案を出したり、示唆するのが、ゴーマニズム宣言だと思います。

 

たとえば、漫画で、立候補者は、最低大学院まで出て、専門の論文を幾つかかける程度の能力があり、専門の知識を学んでないと立候補できないような制度を作るように、政治家を啓発したらどうか・・と思います。

英語も最低条件だと思います。

 

あと、個人的には、もう一つ付け加えるなら、1日、一時間瞑想することとかも必要条件に入れると良いと思います。心理学的統計的なものとしてやはり瞑想は必要だと思います。

 

制度の問題を、猪木さんのプロレスカムバック論で終わりにしているので、いつもの社会性を変えていく公をテーマにしたゴーマニズ宣言らしくないように思いました。

 

しかし、この無駄な議員問題に光を当て、小林さんに描かせる気にさせることができたのは、猪木さんだからだと思います。他の議員なら、欄外のコメント程度だったでしょう。ただ猪木さんが好きすぎてで、ああなったのだと思います。

 

もう昔の漫画の話なので、小林さんの考えも違ってきていると思うのですが、気になったので書いてみました。失礼します。

参考 ゴーマニズム宣言3

小林よしのりさん