ここ何年か、仕事後家に帰ってドラマを見て、気持ちをリセットしてから寝る毎日。
やっぱり、仕事以外のことを考える時間って必要なんだと思う。

最近見た、中学聖日記を見て改めて思う。
主人公の末永聖(有村架純)の元彼の上司、原口さん(吉田羊)が末永聖に言った言葉。
「答えなんてない」「自分で考えて選んだ自分なりの答えが答え」

少し前の「逃げ恥」、中学聖日記と同じクールに放映された「獣になれない私達」もだけど、最近の微妙な距離感の恋愛ドラマの共通点。

ドラマだから、あえて極端な設定にしているところもあるけど、「自分なりの答え」を信じて進む。ってテーマがある気がする。
結果はその時わからなくても、未来の自分は後悔しない力強さが得られる。

現実、周囲との関係性、自分のアイデンティティー、時代。参考にはなっても、同じ状況なんて一つも存在しない。

その現実世界を、自分なりの答えを出すこと、出した答えがベストだと信じる強さ。が大事なんだと伝えたいように感じた。

理屈と感情、相手とその周り、自分とその周り。
価値観が変わりやすい世の中で、自分達は選択するために強くならなければ行けない。

中学聖日記のラストは、末永聖が出した答えを信じて貫いた結果、相手の周りの感情を動かしかつて思い描いていたハッピーエンドに繋がる。

ドラマ中で色々な選択をしていくなかで、末永聖の元カレが「聖、変わったな」「強くなったな」という場面がある。

一つ一つの選択を通じて、人間は成長していくのだなと思った。

自分はまだまだ、成長できる。強くなれる。