誠とは文字通りで、言った事を成す事です!!
「武士に二言無し」という言葉は、武士道の徳目のひとつで誠から生まれました。
武士にとってウソをつくことやごまかしは、臆病者や卑怯な行為とみなされていたのです。
そして、武士たちは銭勘定を嫌い、誠の精神に基づき証文さえもつくらない。
富の道が名誉の道ではないと、誠、つまり名誉の道にもこだわりました。
しかしながら、その精神があだとなったのです。
武士たちはお金儲けを汚い事だと思っていたため、鎖国から開国してまもなく
貿易で大失敗をしました。
商売で駆け引きをする力がまったくなかったのです。
今の日本人にしみついている、お金に執着するのはいやらしいとかはずかしい
という思考につながりますね。
武士道その1:日本人がたどりついたあまりにもシンプルな哲学!!
武士道その4:礼儀!!