「卵と小麦粉それからマドレーヌ」 | 物語の庭

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カフェと図書室、わたしの人生。

最近読んだ本2
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「卵と小麦粉それからマドレーヌ」
石井睦美 著
ピュアフル文庫

とってもかわいくて、大好きな本に出会いました。

塚田さんが1Fに置いてくださった時色の本の中から、
ん?と目に止まって、
何気なく手にとって、
ぱらりとページをめくっただけで、

これはいい本だ!

と思った本ニコニコ

こういうのってなんて言うんでしょうね、
そんなにあることじゃないけど、だいたい「当たり」です音譜



中学に入学したばかりの菜穂。
新しくできたステキな友達と過ごす学校生活も、
料理好きのママの手作りのお菓子を食べる毎日も、
とても幸せ。

そして迎えた13歳の誕生日、
幸せな一日になるはずだったのに…

その日に起こった衝撃的なできごとから、
菜穂は生まれて初めての、大人になるための1歩を踏み出すことになります。


このお話のすばらしいのは、きちんと日常の中で、少女が成長する瞬間を描いているところ。

そして菜穂の周りの登場人物がみんなすばらしいこと。

セリフのひとつひとつのセンスの良さ。

読んでいるあいだ、とても心があたたかくなる幸せな時間を過ごせました。


中学生の女の子が主人公ですが、大人の女性が読まれるといいだろうなーと思います。

菜穂のママの赤い靴のお話。
それを聞いた菜穂の学校の図書室の先生のセリフ。

いいなぁー(>_<)
て気持ちになりますラブラブ