時色読書の会レポート〈第1回〉 | 物語の庭

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カフェと図書室、わたしの人生。

土曜日は、はじめての読書の会の開催でした!

わたしは実はとってもとっても人見知り。人前に立ってしゃべることは大の苦手です。
なので、読書の会をやるにしても、最初は身近な人たちから…と思っていました。
失敗しても暴走しても、きっと笑って許してくれる、気のいい高校時代の仲間たちですにひひ

まあ、いわば練習台に…と思ってたのですが笑。
それでも緊張するわたし。
あかんなぁ~汗

でも、みんなが素晴らしかったので、とても楽しい会になりました!
ほんとにありがとう音譜


メンバーは1人急遽来れなかったため、わたし含めて4人。

最近読んだ本、又はオススメの本を持って来てもらって、
ひとりずつ、順に、その本の紹介をしていきます。

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みんなの持ってきた本。

わたしが紹介したのは、
「さようなら窓」東直子 著
です。

夜眠れない女の子のために、恋人が毎晩話してくれるすこし不思議な物語の連作短編集。

ひとつひとつのお話の不思議なふわふわ感も魅力的ながら、恋人の優しさに甘えきっていた女の子が、自立し、成長する過程も素敵です。

作者の東直子さんは、短歌でデビューされた方。
読みやすく、言葉えらびもすてきで、いつかだれかに紹介したいと思っていました。


ゆきちゃんが持ってきた本は
「日本の民話ー中部地方」世界文化社

この中の一編、「へっこきよめ」を紹介してくれました。
新婚の、ものすごいおならをするおよめさん、最初は我慢していたのですが…。

このお話にはもうみんな爆笑。
ゆきちゃんが好きなのは「おまえのへにほれたで。」と、へも愛してくれるステキなだんなさん。

欠点だと思っている部分も人によっては受け入れてくれるもの。
という、
まさかのいいまとめをしてくれたゆきちゃん、ありがとう☆ おもしろかった!


続いて、うえさま(あだ名ですよ)
「アブダラと空飛ぶ絨毯」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ 著

ハウルの動く城の第2巻です。
主人公は、ハウルではなく、絨毯商人の少年。ある日空飛ぶ絨毯を手にいれて、お姫様と恋に落ちますが、そのお姫様がさらわれてしまいます。

そこで、お姫様を助けにいくのですが、ハウルやソフィー、カルシファーら、映画の彼らもこっそり登場しているそうなのです!
おもしろそうニコニコ

最近アラビアっぽいものが読みたくて…といううえさま。

アラビアっぽいもの…??と、みんなで考える。笑
わたしはひとつ思い出して、荻原規子さんの「これは王国のかぎ」をオススメしました!
現代の女の子がアラビアンナイトの世界に迷い込むお話。
うえさまにも喜んでもらえてよかったo(^▽^)o


最後にたぎさん紹介は
「On Holiday」 ミナ川ミナコ 著

天使トムと悪魔デビルの休暇中の地上でのお話。

天使は休暇中なので、困ってる人を見かけても助けようとしません。
悪魔は休暇中に、以前からやってみたかった人助けをしようとします。

けれども悪魔は人を助けようとすればするほど、災いをもたらしてしまいます。

「不公平だ、オイラだってすきこのんで悪魔に生まれたわけじゃない、愛されたかっただけなのに」

たぎさんより、やさしくなりたいと思った時にオススメの本だそうです。


photo:02


たぎさんはもう一冊、絵本を持ってきてくれて読み聞かせをしてくれましたラブラブ

「おじさんのつえ」五味太郎 作
ユーモラスな作品でとてもおもしろかったです!
たぎさんありがとう☆


みんな持ってくる本にも個性が出てましたね。本を通して会話がどんどん広がっていき、楽しい時間を過ごしました。

みんなありがとう☆
またやりましょうね~星