あんしんネットの「福祉住環境整理人奮闘記」へようこそ!
今回は、私たちの現場活動をもとに、皆さんの暮らしを守るヒントをお届けします。
3LDKの片付け、見積額は驚きの「160万円」
都内の高級住宅街にある賃貸マンションです 。一人暮らしをしていた70代の女性が急遽入院することになり、親族が部屋を訪れると、そこは天井近くまで物が積み上がった「ゴミ部屋」「モノ部屋」となっていました 。
あんしんネットの石見部長が現場を確認し、算出した見積額は総額160万円 。この数字に驚かれる方も多いかもしれませんが、現場の状況は過酷そのものでした。
- 膨大な物量: 2トンのロングコンテナトラック計5台分の搬出が必要 。
- 人件費と工数: エレベーターがない階段作業のため、延べ24人の作業員が3日間かけて対応する規模 。
- 梱包の負担: 必要な段ボールは250箱以上 。
何より衝撃的なのは、ここで生活されていた方が入院する直前まで、この部屋から仕事に出かけていたという事実です 。積み上がった物の上で眠り、風呂も使えない生活 。こうした状況は、決して特別なことではなく、誰の身近にも起こり得る現代社会の課題なのです。
「福祉住環境整理」で、自分らしい暮らしを守る
一般的に亡くなった後の整理は「遺品整理」、元気なうちの整理は「生前整理」と呼ばれます 。それに対し、私たちあんしんネットが提唱しているのが「福祉住環境整理」です 。
これは、高齢者の方が介護ベッドを導入するスペースを作ったり、安全に自宅で過ごし続けられる環境を整えたりするための整理です 。
石見部長は、最近の傾向として「床置き民族化」という言葉で警鐘を鳴らしています 。
- 「動線」よりも「とりあえず置く」を優先してしまう 。
- 床に物が散乱すると、転倒リスクが高まるだけでなく、片付け不能になる初期症状となる 。
- 背景には、孤立や、発達障害・認知症といった精神的な要因が隠れていることもある
実は、価値のない物でも捨てることに苦痛を感じる「ためこみ症」の傾向がある人は、20人に1人いるというデータもあります 。これは社会的な地位に関わらず、誰にでも起こり得ることなのです 。
今日からできる!「1.5トン」を目指す住環境デザイン
石見部長は「もしもに備えることが、最後に自分の尊厳を保つ」と語ります 。万が一、介護が必要になったり、突然の災害に見舞われたりしたとき、物が溢れた部屋では命を守ることが難しくなるからです 。
では、どのくらいの物量が理想なのでしょうか。
目標は段ボール20箱分
60代以降、自分の荷物を家具・家電を除いて1.5トン程度(段ボール20箱分)まで減らしておくことが、自分と残された家族や親族の負担を減らす鍵となります 。ライフステージが進むにつれて増えがちな荷物を、一度見直してみるタイミングかもしれません 。
迷わないための「4分類」整理術
さらに石見部長がお勧めする、整理をスムーズに進めるための4つの分類法をご紹介します 。
- 今使っている物: デジタル化などでコンパクトにする工夫を 。
- 全く使っていない物: 処分や譲渡を検討 。
- 思い出の物: 無理に捨てず、大切に扱う 。
- 保留(10秒迷った物): 「保留ボックス」に入れ、期限を決めて開けなければ中身を見ずに処分する 。
結びに:あんしんネットが寄り添います
親族の方は160万円の見積もりに対して「今決めます」と頭を下げられました 。自力ではどうにもできない状況で、プロの助けを必要とする切実な瞬間です。
私たちは、単に物を処分する業者ではありません。その方が培ってきた人生を尊重し、明日からの生活がより安全で、心地よいものになるようにお手伝いするのが「福祉住環境整理」の使命です 。
もし、ご自身や大切なご家族の住環境に不安を感じたら、まずは「床の上の物を一つ拾う」ことから始めてみませんか。私たちあんしんネットも、皆さんの「もしも」と「これから」に全力で寄り添います。
あんしんネットのスタッフ一同、皆さんの健やかな住環境作りを応援しています!
今回の記事を通して、少しでも住環境整理の大切さが伝われば幸いです。次回の更新もお楽しみに。





お部屋の広さに対して家財の量は少ないほうでしたが
大家さん依頼のもと、畳も全て廃棄となりました。(少しでも染み付いた臭いをなくすため)
作業時間はおよそ5時間
室内が空になったことでも少し死臭は軽減できたと思います。
最後は「オゾン消臭機」を2~3日間設置して作業終了となります。
お困りの方は是非一度ご連絡くださいませ!
2時間ほどで荷物はなくなりました
作業中はお客様ではなく
向かいの建物で待機している鳩数匹に常に監視されていました。
最後は専門業者に来てもらい、殺菌消毒と防護ネットを設置してもらい もう2度と鳩の侵入を防ぎます!
無事に作業終了しました。
お困りの方はぜひご連絡くださいませ.