糖尿病をはじめとした部位の壊死(腐敗)で切断する場合の対処です。
1.000件以上の葬式施行をしている当方でも、過去に1度しか経験してない
ですから、多くは病院指定業者が火葬するか、病院で処分するのだと思う。
けど処分された家族から何か言われることは無いのだろうか――、

今回、糖尿病で下肢の切断をする事になった家族が相談にきました。
病院から切断した部位の火葬をしてくださいと言われたようです。
同じような経験をする家族もいますから、その場合の流れを書きます。

・切断手術する日時が分ったら、以下の流れで進めます
・切断後の部位は火葬直前まで預かって貰えるか病院に確認します
・「可能」であれば、包む布と部位を入れるダンボール箱等の用意で済む
・「不可能」なら自宅でドライアイス又は袋入り氷で冷やす事になります
・下肢など部位の火葬をする場合の手続きと費用を火葬場に電話確認します
・手術時間を伝え、火葬日時の予約をします(24時間待つ必要なし)
・当日、火葬する部位と病院発行の証明書と骨壺を火葬場に持参します
・火葬場で部位火葬の手続きをします(数千円の料金は掛かります)
・火葬料金は「手術肢体及び胞衣汚物」と書いてある部分の料金です
・骨壺は関東なら7寸、関西なら4寸ほどを用意(斎場でも販売してます)
・30分から1時間待機して焼骨の入った骨壺を受け取り終了です
・焼骨の入った骨壺は自宅の押し入れ等で保管されると良いでしょう
・自宅で保管した骨壺は、逝去後の火葬時に持って行けば良いでしょう

ついでに言うと、部位火葬の時点で読経などは一切不要です。
また病院によっては家族に確認せず処分する所もあるようですから、処分が
嫌なら、切断した部位について事前確認しておくと良いでしょう。

また業者が動くと当然費用は掛かり、うちでも35.000円ほど掛かります
基本的には遺体火葬の流れと大差ないのです。

・病院への引き取り
・保管容器、ドライアイス
・火葬場への搬送と手続き
・骨壺一式
・自宅に届ける

これを家族が行えば『火葬料』と『骨壺』程度の料金で済みます。
勿論、上肢(肩関節より指先)でも同じです。

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