老人ホームや介護施設には、大きな施設から小さな施設まで色々ありますが、
病院や医者が経営してない特養施設で先日あった話しです。

・入会した当時に聞かされた対象者は入会者の親戚とのことでした
・午後1時過ぎ亡くなった連絡が入りました
・死亡診断は午後3時過ぎになるとのことでした
・死亡連絡時に会員さんと対象者の関係を電話で確認しました
・すると親族の範囲内では無いことが分りました『血族6親等、姻族3親等』
・施設長に家屋管理人で届出人をお願いし、搬送できる時間連絡を依頼します
・ところが午後3時過ぎ死亡診断は医師の都合で明日の午前中と連絡が入る
・そのまま置いたら間違いなく死臭がしますので下記のお願いをしました
 『故人の腹部に直接アイスノン等保冷剤か袋詰め氷を当て何度も取り替える』
・その後、別件の搬送依頼が入りドライアイスを取りに行く事になりました
・施設で半日以上は不安ですから、ドライアイスを当てに施設に行きました
・すると案の定、遺体に毛布が掛り、その上と横に保冷剤で更に掛布団です
・6個の保冷剤を置いてくれましたが全く意味がありません
・ドライアイスを下腹部と腹部、胸部に当て布団は外してきました
・今回は当方の判断で問題になりませんでしたが、あのまま放置していたら、
 搬送時には死臭(腐敗臭)がしてたはずです。

これに近い経験は何度となくしています。

『服の上からでなく腹部に直接当ててください』

この言葉が理解できないのでしょうか?
遺体に毛布を掛けた上から家庭用の保冷剤で冷えると思うのでしょうか?
施設はパジャマで出歩ける室温管理ですから温かいのです。
遺体は寒がりません。布団を掛ければ腐敗促進効果でしかありません。
看取りをする施設なら、死後の知識は多少持って当然なのに――、どうして
遺体に対する知識が全く無いのでしょう。

ついでに少し愚痴を書きます。
翌日午前、この施設へのお迎え時間は、どしゃぶりでした。
寝台車を斜めに停車しないと雨で濡れますから、狭い玄関前に斜めに駐車して
ストレッチャーを下すと、若い男の子が「裏口のほうへ行ってください」との
事で案内されたのは、狭い出入り口で、どしゃぶりの為、出入り口のコンクリ
ート坂の下は雨が溜まってます(どうやってストレッチャー下すんだ??)

ストレッチャーを水溜まりの中へ下せってのか!?
狭い土地で何度もハンドルを切って、出入り口の坂に車の後部を着けました。
ぶざけんな!これが僕の本心でしたが、何も話さず黙っていました。
我々は家族に頼まれた人間ですから、家族に嫌な思いはさせたくありません。

寝台車で迎えに来るのは分っているのですから、どしゃぶりなら、せめて搬出
場所を事前に確認するくらいの気配りはしても普通だと思うのですが――、
最初の場所から移動する前、中の女性が「ここから入れるよ」と言ってたのを
聞いてただけに、大きな水溜まりを見た時はムカつきました。
相手の事が考えられない人間が、人を相手にする施設の仕事できるのか!?

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