群馬県伊勢崎市の住宅型有料老人ホームで33人のクラスター感染が発生、同施設
からの感染者は41人と県内79名の半数以上を占めます。 また同市内で飲食業を
営み、出歩くのが好きだった女性が陽性と分り、拡散の可能性が高いと聞いた。

施設での感染源が職員か、入所者の家族等か分りませんが、いずれにしても人の
移動から発生した集団感染です。

4月に入ってから搬送は、病院、施設により対応は様々で、非情と言われるほど
厳密な対処をしている所もあれば、完全無防備までありますが、今は非情と言わ
れてもクラスター感染(集団感染)を防ぐことが最優先です。

愛知県で陰陽の誤判定記事を見ましたが、何ひとつとして確実とか、正確などの
要素が無いコロナウィルス対策ですから、この状況下で担当者は責められません。
この先を考えると、新薬が出来ても効かないとか、副作用があるなど短期間での
処方では充分考えられますが、それも責められません。

というか、今はコロナ対策に前向きな行動での失敗は責めるべきではありません。
また一般人は極力動かず、拡散を防ぐ事に集中するのが最善策だと思えます。

4月に入り、前橋斎場の葬式は、当然ですが一気に規模が小さくなったようです。
直葬系の葬式が主流になっても不思議では無く、当然の流れです。

ただ、志村けんさんのお兄さんが言ってた拾骨も出来ない――、これは斎場側が
パニック状態で、当時は正式な対処方法が決まって無かったのでしょう。
火葬炉は炎が入れば800℃~なのでウィルスの心配は要りません。
家族だけとか、人数制限はあり得ますが、拾骨はできるはずです。

しかし葬式の内容は変更するしかないし、変更すべき時です。
4月、あんしんサポートが行っている制限は次の通りです

・可能な限り人数を絞り『配偶者』『子供達』まで親戚や孫、他人は出席せず
・若い人達で都内等に行ってる人、遠方の人は可能な限り移動させない
・また小さな子供達への感染を防ぐため出席させない
・老人も子供同様で出席は控えて貰う

この程度の対策は何処の葬儀社もしているでしょうが、問題は終息時期です。
この夏で終息してくれるなら、見通しは立ちますが、その保証は何処にも無いし
世界中で終息した地域はありませんし、日本は一気に増えるクラッシュ現象が、
いつ起きても不思議ではない状態です。

前回も少し触れましたが、過去の歴史では100年以上前にスペイン風邪、現在の
インフルエンザが初めて流行り3年間で40万人近い人が日本で亡くなり、世界で
見ると2000万人~4000万人が亡くなったと記されています。
過去の歴史で3年間続いた経験を人類はしているのです。

夏が来れば終息すると思ってたら、終息しなかった時は落胆が大きい。
だから、長期予測をし、思ってたより終息が早くて良かったね――、
この感覚を持ってたほうが良い。あとは早い終息を願うだけです。

それと、今の葬式は急場凌ぎ的な流れで、家族も、葬儀屋も、斎場も一時的対処
として対応していますが、数年間となればそうはいきません。
勿論、コロナ感染死は火葬のみでも当然と思えるし、そこで無理して葬式しても
家族以外は親戚でも嫌々参加と考えて良い、だから本当の家族葬を考える時です。

次回は、今できる葬式の流れを考えてみようと思います。

 

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