6月8日午前11時、千明が入会相談する姿がモニターに写し
出されていますが、昨日7日の入会相談は急ぎの対象がいると
の事で僕自身が相談しました。

僕が相談に座るのは急ぎが多いからでしょうか、失礼な言い方
ですが、親切心からなのは分かりますが、素人さんから受けた
アドバイスが間違いのため、話の邪魔になることも多いです。

その代表的なものをいくつか書き出しておきますので、アドバ
イスが必要な時等には、これらの話しを参考にされ、誰に相談
するか考えてから動くと良いでしょう。

「生活保護の葬祭扶助」

・生活保護の人が逝去しても葬祭扶助は支給されません
・生活保護の人が執り行う葬儀に対して支給されるものです
・基本は「直葬費用」だけです
・但し天涯孤独でお金が無ければ葬祭扶助は受けられます
・葬祭扶助受給の際、所持金は全て利用行政に没収されます
・生活保護の場合、国保からの葬祭費はありません

「葬儀経営者以外の人で葬儀を詳しく分る人は殆どいません」

・元葬儀屋さんは当時の事は分かっても今の事は知りません
・葬儀社社員とは概念は知ってても、本当の所は知りません
・当然、正確な全ての原価も知らないようです
・宗教者は葬式の場面は分かっても葬儀は素人感覚です

「火葬は無料でしてくれるよ(群馬県大半の公営斎場)」

・間違ってはいませんが、火葬以外は全て業者が必要です
・火葬場により市民でも火葬料の掛かる場所もあります
・市民のみ無料と、申請者が市民なら誰でも無料があります

「公営斎場とは葬儀をしてくれる所ではありません」

・式場、待合室を有料で貸し、火葬をしてくれる所です
・使用後は整理整頓や、掃除をして、ゴミは持ち帰りです

「同級生や知り合いの葬儀社、宗教者は安くありません」
「市会議員にお願いしても全く意味はありません」
「俺が紹介してやるも全く意味がありません」

・誰かの紹介だからと安くしたら、その評判が広がる為です
・うちは紹介でもポリシーに反する方は受けません

「寺に葬儀相談してはいけません」

・寺は葬儀費用の中でも高額な費用を請求するところです

・宗教より寺の利益でものを言うのが大多数の住職です
・また葬儀屋を兼務する寺以外は素人と思って良いでしょう

では、どうすれば良いかです。

1. 周囲の葬儀経験者から葬儀経験談を聞いてください
 》葬儀社名
 》葬儀の規模(人数)と形式(直葬・家族葬・一般葬等)
 》葬儀した感想(料金・内容・担当者の印象と名前)
 》「結構掛かるんでしょ」など否定的な話題を仕向けます
 》大事なのは葬儀した本音を出来るだけ沢山聞くことです

2. 高評価の中から、我が家向けの葬儀社を数件絞ります
3. 絞った葬儀社全てで直葬料金の確認をします
 》市内の病院を任意に設定(追加費用の確認)
 》搬送時間は午前3時(追加費用の確認)
 》安置は葬儀社施設利用
 》火葬は24時間経過すればいつでも良い
 》安置場所、保冷剤、棺の種類、霊柩車の種類、骨壺等確認
 》以上の内容で、追加不要の正確な料金を見積もります

4. 次に家族葬の見積もりを取ります
 》市内の病院を任意に設定(追加費用の確認)
 》搬送時間は午前3時(追加費用の確認)
 》安置は葬儀社施設利用
 》葬儀、火葬は24時間経過すればいつでも良い
 》総勢10名の家族葬儀(式場は葬儀社に準備して貰う)
 》何も追加しない段階での式場と祭壇を見る(写真可)
 》宗教者は紹介して貰い費用確認(仏式、読経1回、戒名)
 》安置場所、保冷剤、棺の種類、霊柩車の種類、骨壺等確認
 》食事不要、返礼品不要
 》以上の内容で、追加不要の正確な料金を見積もります

全く同じ条件で直葬と家族葬の正確な見積もりを出して貰えば
料金面、応対姿勢、人のレベル、施設の現実、会社の姿勢など、
全て分り、おのずと利用したい葬儀社は絞られるでしょう。

※ 正確な見積もりを出さない葬儀社は対象外(絶対に高額)
※ 担当者が嫌な印象なら止めたほうが無難
※ 施設等は財布事情で変化するので確認のみします
※ 自分が良いと思った葬儀社で実際に葬儀した家族を探す
※ 最低でも数件の家族に色々聞きましょう

如何でしょうか、葬儀は無責任な発言は聞かないほうが無難な
ことのほうが多いですし、友人、知人、親戚、隣保だとしても
家族以外は基本的に聞いてはならない人達です。
その理由は以下の違いがあるからです。

「家族の財布事情は絶対に違う」
「宗教に対する考え方の違いもある」
「見栄っ張り、世間体を気にする等、性格の違いもある」

また多くの人は褒めるより、けなす話しが盛り上がりまから、
聞き上手に徹して、溜まってるウップンを全て吐き出させます。
もし何人もが高評価する葬儀社なら、地域で一番良い葬儀社と
思って良いレベルでしょう。

 

これで分るように人から聞いただけでは駄目なんです。

家族以外は考え方も全て違います。 

今の現状の本音で語れるのも家族だけでしょう。

最後は自分の目で見て、耳で聞いて、家族で決定する以外では

納得できる葬儀には成らないと思ってください。

 

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