先日、仕事関係で二名の方が来館されました。
あんしんサポートの理念や立ち位置の話しをすると、一人の
方が「実は葬儀が目の前にあるんです」という。

話しを聞くと、都内出身で父親の状態を思わしくないらしく
つい最近、都内の葬儀社に行って話しを聞いてきたようです。
20名~30名弱の家族葬で、なんや、かんやと200万円
掛かる計算だと言ってました。

うちのパックを見て桁の違いに驚き、内容を確認したいよう
でしたから、全て説明してさしあげました。

親族葬パック(読経・大姉戒名付き)319.000円+税
清めの食事が30名で2.200×30=66.000円+税
返礼品10個で3.000×0.75×10=22.500円+税
待合室と清掃員で7.380円税込
斎場売店飲み物30名で、せいぜい6.000円税込
総支払額は、最大でも531.240円税込です。

すると「えっエーッ」と驚きの声・・・
まぁ、当然と言えば当然の驚きでしょう。



僕ならばという前提で、こんな風に言いました。

「お母さんは葬儀後も一人で生活することになるでしょ」
「まずは、お母さんの生活が最優先じゃないかな」
「それにお母さんは施設でお世話になる可能性もあるよね」
「なお更の事、葬儀にお金を掛けてる場合じゃないと思うよ」

「今すべきは、お父さんに全部の写真を見せたり」
「動画があるなら動画を見せたりして自分の人生を振りかえ」
「らせてあげる事と、やりたい事があったらしてあげること」
「逢いたい人がいたら、今のうちに逢わせてあげることだよ」

「でさ、その時が来たら葬儀に派手さは要らない」
「家族が温かく送れたと思える葬儀をすればいい」
「実際の葬儀は、今してるから逝去後は温かく送るだけだよ」
「葬儀は家族との別れを受け入れる時間だと思ってるからね」
「問題は葬儀が済んだあとのお母さんだと思う」
「でも女性は順応性があるから3か月で立ち直れるからさ」
「葬儀後はお父さんの遺骨を少し持って家族で温泉に行って」
「数日間はゆっくり家族の時間を過ごすほうにお金は使った」
「ほうが良いんじゃないかなぁ」

「うちの料金は特別だと思うけど、しっかり事前に探せば」
「それでも100万円以上は節約できるんじゃないかな」
「100万円って決して小さな金額じゃないでしょ?」
「何か分からない事があったら連絡してくれたらいいよ」

こうして話しをすると、葬儀社で200万円掛かると言われ
たら、高いとは思っても『そうなんだぁ』と納得してしまう
現実があるから、暴利葬儀社の姿勢が変わらないんです。

僕に言わせれば葬儀に200万円なんてあり得ないです。

祭壇見れば200万の葬儀より、うちのほうが豪華かも・・
個人的には150.000円+税の家族葬パックでも充分だと
思うから、総支払額348.720円で葬儀、宗教者、居士
大姉戒名まで全て付いて済みます(追加は要りません)

 

家族葬の差額165万円です・・・ あり得ねぇ・・・(-_-;)

この金額で可能だと分れば、後に残るお母さんは勿論のこと、
対象者のお父さんも、残るお母さんへの心配が減るでしょう。

こうして改めて切羽詰まった人と話しをすると、やっぱ今の
葬儀は根本的に間違ってるなぁ・・・と改めて感じます。


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