最近は時間があれば執筆している事もあり、いつも以上に
動かないからでしょうか、事務所で粗食で量を減らしても
体重は減らず、増えていく傾向にあります。
血糖値と肝機能の数値が、ちと心配です・・・
ある程度まで書いては、更に肉付けして増やす執筆方法は
初めてですが、その度に文章を読んで貰う事で校正をして
いるようなものですから、誤字脱字は減ってくれます。
読んで校正は千明が担当ですが「今回はズバズバ書いてる
から読んでスッキリします」と自分の感想を言ってます。
設立以前から現行葬儀への疑問は相当ありましたが、自分
自身で施行するしかないと悟った時、仏教用語で言うなら
「嘘も方便」という時期を何年も過ごしました。
》自分が葬儀の全てを施行できるスキルが必要
》葬儀業界、寺の現実を人聞きでなく自分で感じる事
》葬儀は遺骨の処理と法要まで出来ないと中途半端になる
》それらの全てが自社施工可能になるまでは我慢の日々
ただ元々が現行葬儀には問題があると思ってた奴ですから
業界の人達が当然と感じる事でも、どうしても素直に聞く
ことはできず、その発言は業界の人達には決して快いもの
では無かったでしょう。
また利用する側の一般の人達も、少し安い葬儀社ができた
くらいにしか思ってない人が殆どですから、業界や宗教界
なら、どんな認識されようが構いませんが、利用者だけは
そうはいきません。 正確な違いを理解して貰うしかあり
ませんから、こっちのほうが大変でした・・・と過去形で
書けるまでには至っていません・・が現実でしょう。
最初から極端な事をすれば、そっぽを向かれるだけです。
まずは普通に葬儀をしながら、家族に少しづつ本音を小出
しにする時期を過ごした頃は、連絡が入ればどんな葬儀も
どこの地域でも出向いてしました。
その中で考え方を直接話し、その現実を見て貰い、家族の
反応を肌で感じる時期を数年経て、間違いないと確信して
から本音を外に向けて発信するようになったと思う。
その中で最も大切だと思ってきのは「徹底すること」です。
》家族の生活を守る事が目的、葬儀は手段であるを徹底
・追加不要な料金システムを完成させる
・時間帯、走行距離の追加不要料金設定
・全項目単価の明示
・何も追加しなくても豪華な祭壇の設置
・返礼品を売り付けないために
・宗教者も含めた料金設定(宗教者の確保)
・遺骨供養、処理まで可能な散骨場と永代供養墓所有
・盆法要、追善供養への対応
・納骨、墓誌彫り、墓閉じへの完全対応
葬儀の全てを我々だけで可能になる為の時間は掛りました。
それと、お金が無いからとか、嫌がる人の多い宗教の人だ
という見方はせず、人間だけを見ることにも徹しました。
詳細は避けますが、わりと嫌がる人が多い宗教の人達です
けど、総じて穏やかな人柄の人達であり、優しさを持ち合
わせてる人達ばかりだと思う宗教もあります。
その人達の葬儀は何もしないに近いものですから、料金は
沢山貰い難いのでしょう。 葬儀屋さんに色々言われるの
でしょうか・・・
僕に対し「理解して頂いてありがとうございます」と言い
ますが、なーんにも理解などしていません。
あくまで人を見て、我々がお手伝いするに値する人達だと
思うからお手伝いしているだけです。
その人達は口コミで、入会が増え続けています。
嘘も方便に近いものでしたが、お金を沢山掛けずとも良い
葬儀はできる。 或いは火葬だけしか出来なくても葬儀は
できるし、残る自分達がしっかり生きていく事が大事だと
身をもって経験して貰う事で、それで良いんだと分かって
くれたら、少なくとも葬儀した1軒は目的達成です。
但し、家族と我々の食い違いを避けるため、突然の依頼は
受けないとか、考え方を完全理解できない人は受けない。
また考え方に反する菩提寺葬儀はしない、なども徹底する
必要があり、考え方と経営の板挟みになる事もありました。
それでも、ようやく本音で葬儀改革を訴える時がきた。
それだけでも11年間は無駄で無かったと思います。
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創業者の思いを後世に伝え、当時何を考えてたか嘘のつけない自分日誌でもあります