人は誰でも「何となく行きつけの店がある」
スーパーマーケット・・・
洋服屋さん・・・
パチンコ屋さん・・・
喫茶店・・・

何軒かの行きつけがある人達も多いでしょう。
皆さんにお聞きします。

「なんで、その店に通ってますか?」

安い、物が良い、自分の好みの物がある、雰囲気がいい、
店員さんの感じがいい、勝てる、などなど様々でしょうが、
ひとつだけ共通しています。 分りますか?

全て自分や自分の感覚が主体です。
これが消費者の真理だし本音ですから、店を儲けさせたい
なんて考える人が皆無なのは納得でしょう。

なら皆さんが商売してたり、営業してたり、接客してる時
どんな考え方をしてますか?

儲けたいとか、お客が言う事を聞かないとか、客が我侭だ
とか、うちの客は我々の思いを理解しないとか思わない。
当然、その辺は我慢して接客はすると思いますが、人には
第六感というものがあります。

『以心伝心』と言えば分かり易いでしょうか。



改めて話した事は無くても、何となく「好感」を思ってる
と相手も好感を持ってたとか、全く逆の現象も経験もして
るんじゃないかな。

これを多くの人は「仕事だから」と我慢して行うわけです。
でも六感を持ってる相手に伝わるから好かれはしません。
仕事だからしてる我慢が伝わるからです。

この点は僕でも全く同じです。
ちゅーか、お利口さんな言動の出来ない奴ですから、僕の
ほうがすぐに分る態度や言葉を使うでしょう。
そんな自分が分っているからしている事があります。

仕事は我慢してするもんじゃないって先日も書きました。
この感覚は若い頃から持っているものです。

営業の世界では「100軒ノック」という言葉がありました。
100軒のドアをノックすれば、数件は話しを聞いてくれる。
その1軒が買ってくれれば良い・・・みたいな発想です。

ところが「そんなに断られ続けたらノック恐怖症になるよ」
俺は違う方法で販売するよ。 
売れりゃ良いんだろと考えるのが僕の性格のようです。
結果は先日書いた通り、会社から何か言われる事はない。

今回は逆のパターンですが考え方の基本は一緒です。
『我慢せず実現可能な方法をとる』その具体策が新パンフ
レットに記載した「入会受付対象者」であり、それ以外は
入会受付をしてない対象者ということになります。

》葬儀費用に不安のある家族(事情は問いません)
》年金で暮らす老夫婦や独居老人
》お一人様  
》家族以外の葬儀
》現行の高額葬儀を良しとしない方
》病院、施設、自治会等からの紹介入会受付対象者
》非会員の依頼は基本受けません
》菩提寺葬儀の依頼は受けません
》嫌な人の仕事は受けません・・・と続くわけです。

「弱者最優先の葬儀支援」と目的がハッキリしてますから、
目的以外の対象者と、自分が仕事をしたく無い人を明確に
すれば、嫌々仕事をする必要がありません。
だから仕事が嫌になることもありません。 
腹が立つ事もなく全力投球できます。

家族個々に第六感はありますから全力と家族目線が通じて
後悔の少ない、感謝される葬儀に成り易くなる。
そして好感を持たれ、親近感が湧き、親しい人への紹介と
続く好循環が生れるわけです。

この全ては、嫌な人、受けたくない人を拒否することから
始まっているのが分るでしょうか・・・

嫌々の仕事を1件受けた場合、第六感で悪い印象を感じた
家族から悪評が広がる可能性もあります。
1件の利益に固守する事が悪評に繋がっては意味がない。

また家族にしても、嫌々で仕事されてたら、たまったもん
じゃないでしょ? そうお互いの為なんです。

いかがですか?
武井流、プラス思考を維持する為の発想です。
この発想から行っていることは結構あって、そのひとつが
「会員は返礼品25%割引」です。

》25%割引すると、さほど儲けはありません。
》儲からなければ頑張って販売する気になりません。
》結果として儲けは考えず、問題の無い返礼品を勧めます
》家族は低予算で問題ない返礼品を用意できます
》最終支払額では大きな金額差となり、家族は助かります
》これも高評価要因のひとつに成り得ます

弱者への葬儀支援が大前提と謳う以上、葬儀パックだけが
低価格では意味がありません。
返礼品、食事、布施、遺骨供養、更には法要に至るまでの
全てに適応して初めて葬儀支援なんだと思います。

今回の考え方は、使える人達も多いはずです。
大事なのは精神的に病むまで、無理をし続ける事ではあり
ませんし、自分の健康は自分で守り、自分のやる気も自身
で守り、遣り甲斐、生き甲斐となって人は初めて活き活き
暮らせるのだと思う。

自分を守り育てる術・・・
イキイキ生活には結構大事なことだと思いますよ。


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