今日は午前9時30分、高崎市の火葬場に向けて出発です。
斎場までの途中、国道で工事・・・
なんで年末になると工事すっかなぁ・・・渋滞で迷惑です。
いつもは45分あれば余裕ですが、本日は1時間掛った。

斎場毎に流れが違うけど、統一する気は無いのかね・・・
うちのように県内全域に行くと、良し悪しがハッキリする。
本人達は普通だと思ってるでしょうが、知識も含め相当な
差があるのが現実、焼骨に関して言えば前橋が一番詳しく
説明もするし知識も持ってます。
それ以外の市なら僕のほうが詳しいような気がする。

本日は90分と火葬時間は長いけど、拾骨後は粉骨作業が
ある為、最後まで付き合うことになりました。
高崎は会葬1名でも待合室を借りる決まりです。
この点は何度行っても納得し兼ねます。 
3人だけで待つなら無料の待合所で良いと思うけど・・・

つーことで、1テーブルだけを使って葬儀講座の開始です。

・葬儀の手続き説明(国保葬祭費・年金手続きの説明)
・銀行口座の説明
・現在の悪習慣葬儀の実態説明
・葬儀とはなんぞや説明
・今を楽しんで生きるべき説明
・葬儀後の遺骨と墓参、新盆等の説明
・本日の集金

今日は以上の内容でしたが、資産のある故人だった場合は
相続の話、名義変更の方法、また人によって家屋敷を担保
とした施設入所方法などの話しもします。

家族が一番知りたい情報ですから、我々が話しを切り上げ
なければ2時間でも3時間でも話しをさせられます。

ってゆーか、この手の話しをしてくれる所は無いみたい。
ある程度は専門知識も必要だし、普通は葬儀屋さんがする
話しではないですからね。
うちの場合、何でも聞けば分ると思っているのか、おかげ
さまで11年間で結構な知識を得られる結果になりました。

『残る家族の生活を守るのが第一目的』ですから、当然と
言えば当然とも言えます。

90分後、館内放送で拾骨のアナウンスがあり、待合室を
出て拾骨室に向かう途中、故人のお兄さんが言います。

「いくら聞いても飽きない話しばかりですね」
「いやぁ、本当に勉強になりました」
「お陰で自分達も色々考える必要があると分りました」
「本当にありがとうございました」

どうせ待つ時間なら、少しでも家族の役に立つ話題を提供
できれば、家族に良いし、我々も有意義な時間を過ごせる
ことになって無駄な時間になりません。

前橋市以外での火葬限定ですが、話しの中で出て来る質問
疑問が次の話題に活かされます。
我々にとっても家族の本音や、家族の持つ疑問等を再確認
できるチャンスですから、この時間も大切にしたい。

明日は前橋での火葬ですが、散骨場の近隣に雪が無ければ
明日の午後に5柱の散骨に行きたいと思ってます。
本格的に雪が降ったら、来春まで行けないですからね。

うち3柱は永代供養墓納骨だったと思うけど、明日は無理
ですが、明後日、永代供養墓への納骨が何とか済ませれば、
家族も年内の墓参りができます。
家族も年明け前に一区切りつけたいでしょうから、20日
までには納骨を済ませるつもりです。


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