手術から18日、退院から11目となり、自分で4回搬送
したし、納棺師も2度しましたから、1月の内視鏡検査の
結果次第ではありますが、もう心配ないと思います。
本日14日も午前中は、遠く沼田市からの入会相談をして
夕方から納棺師を行い、明日の霊柩搬送もします。
千明一人になったらと、不安に感じてた会員さんは、もう
安心して良いですよ。v^-^
動きも口の悪さも今まで通りに戻ってます。
暫く事前相談から離れ、改めて事前相談してみると家族は
勿論ですが、僕の言葉を勘違いされる方もいるようです。
『家族目線』僕が良く使う言葉のひとつですが、聞いたり
読んだりされた方の中には「家族の気持ちになる事」だと
思う方がいらっしゃるようです。
結論を言うと「違います」
家族と同じ気持ちになったら、後先考えず冷静さを欠いて
無理をさせる事が多くなるはずです。 でしょ!?
家族が出来る限りの事をしてあげたいと思う。
極々自然な感覚だけど、それを利用して料金の吊り上げを
するのが葬儀社営業「最後ですから」「供養ですから」と
傷心の心や、家族の思いやりを利用するわけです。
また宗教者の中には「戒名付けなきゃあの世に逝って浮か
ばれない」とか「成仏しなくて良いのか」なんて偉そうに
言う僧侶も見て来ましたが「あんた死んだ事あんのか?」
「あの世に逝った事あるのか?」と聞きたかった。
後々家族が大変だと思うから言わなかっただけ・・・
どちらも霊感商法としか言いようがない。
家族と同じ気持ちになったら、そんな霊感商法だって受け
いれちゃう事になる・・・だから違うのです。
僕の言う家族目線とは、個々の家族毎に全ての条件が違う
訳ですから、話しをする家族にとって最善と思えることを
客観的に冷静に判断してするアドバイスする事です。
金銭面が最大の課題なら「最も安く済む方法を伝える」
葬儀後が問題なら「葬儀後を中心に話す」
温かく送りたい家族、口は出すけど金は出さない親戚対策、
似たような家族はいくらでもありますが、全く同じ家族は
ないし、同じ家族が行う葬儀も、その時々で最重要課題は
違うのが普通です。
僕のブログに2時間の話をしても葬儀の事は10分ほどで、
あとは家族の人生相談ばかりと、何度となく書いてますが
その理由は、今回のブログで多少理解して貰えるかも・・・
我々の目的は
「残る家族の生活が守れる葬儀を創り出し施行すること」
目的は『残る家族の生活を守ること』なのです。
ですから必然的に利益は考えられず、家族にとって最善と
思える事を話すし、提案し続けるわけで、それでも家族に
よっては無理をしようとすると家族に対し「馬鹿か!」と
叱咤することさえある・・・
ただ不思議な事に、それを聞いて家族が怒る事はない。
集金時など千明が「代表が口が悪くてごめんね」と言った
経験は何度となくあるらしく、すると家族はくちを揃えて
「本気で自分達の事を考えてくれてるのが、ヒシヒシ伝わ
ってきて怒るなどとんでもない有難いです」
と何度も言われた事があるそうです。
事業をすると他社との『差別化』とか『特化』等の言葉を
良く耳にもしたし、サラリーマン時代は考えた事もあるし
多くの会社が他社との差別化を目指していると思う。
あんしんサポートに於いて、そんな事は一切考える事なく
11年目も半分過ぎましたが、家族目線や理念を貫き通す
ことが差別化になるのを初めて知りました。
また無理矢理、創り出したものでなく、考えたものでない
から、10年経ってもブレることなく、いつも同じ姿勢で
いる事も差別化に繋がるようです。
特にうちの場合、嫌な人の入会は受けないし、菩提寺依頼
葬儀も受けないし、余裕がある人の依頼も受けないし、非
会員依頼も受けないほうが多いなど、一般葬儀社では考え
られない線引きもあるわけです。
断るのだから当然施行数は、減って当然だし利益も減る。
それでも嫌な人の葬儀や、葬儀料金より寺の布施が高い等
不条理な依頼は受けないと姿勢がハッキリしているせいか、
マイナス要素もあるけど、差別化や特化のプラス要素にも
成っているようです。
何事も明確な意志表示をし、いかなる状況でもそれを貫く
姿勢を持ち続ければ、一見マイナス要因がプラス要素へと
作用することもあると教えられました。
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