一生懸命頑張れば何とかなったのは、遠い昔の話です。
頑張って何とかなるなら潰れる会社はない・・・
自覚は無かったけど、きっと仕事人生の中で感じてた事
なんだろうが、その感覚が明確になったのは36才から
始めたゴルフでした。
ゴルフを始めたのは、ホテルの婚礼美粧を手掛けた時で
毎年、取引業者で組織された共栄会の旅行があった。
最初の年は何も分らず観光組に参加したら、そこは老人
ばかりの敬老会・・・35才の僕にはちと辛かった。
来年からはゴルフ組にしようと始めたわけです。
練習を始めて数か月後、最初のラウンドが共栄会でした。
111が初ラウンドのスコア、確かダブルリペア方式の
コンペだったと思いますが、ラッキーな事に優勝でした。
それから10年近くゴルフにのめり込みました。
ゴルフ仲間もできましたが、70台前半で回る人がいる
かと思えば、何年やっても100が切れない人もいる。
当時の僕はようやく100を切った程度だと思う。
ある時一緒にラウンドした時、両者の違いを意識した。
するとある事が分った。
100が切れない人は、1打目はドライバーで思いきり
叩くのに対し、シングルの人はミドルホールでも1打目
アイアンで打つ事もあり、良く見るとドライバーで叩く
のは数ホールだけでした。
理由は2打目が打ちやすい場所に運び、2オンの確率を
上げる為の1打という事のようです。
またミスをしても取り返そうとせず、ボーギーを狙って
クラブ選択するの対し、100が切れない人はミスると
取り返そうと無理をして墓穴を掘る・・・
昼食の時、シングルの人に話しを聞いてみる。
するとグリーンから話しが始まった・・・??
・グリーンはどんな形でも真ん中を狙い旗は狙わず
・2打目は残り100ヤード残しが基本(得意な距離)
・1打目は残り100ヤードを残せるクラブ選択
なるほどぉ・・・言われてみれば納得の話しです。
次のランウドで僕がやったのは、グリーン以外は全打を
7番アイアン1本で回ることでした。
ミドルアイアンで一番得意だし、ずっと同じクラブなら
ミスも減るはず・・・と考えたからでした。
案の定、初めて90を切る結果となりました。
僕の経営に対する考え方は、これとほぼ一緒です。
最終目的を明確にし、その為にすべき事、更にその為に
すべき事と逆算すると、最後は今すべき事に到達します。
それを実践さえ出来れば、当然求める結果に近づくのは
必然となるはずです。
勿論、時代の流れが早いですから、修整、調整に関して
迷う事なく、例え朝令暮改になっても決行します。
僕の目的は結果であり、面子ではありません。
当然、世間体だの、見栄など論外でしかありません。
自分に自信があれば世間体も無いし、見栄も無用です。
勘違いしないでね。
自分に自信は自分の考え方に対してって事で、武井自身
という事ではありません(この点はいつもの凡人です)
我々が目指すのは次の2大理念であり、その理由です
『誰もが死後費用の心配をせずに生きられる世の中』
・死後費用の心配が無ければ、自分の人生を楽しめる
・生を受けた最大の目的は己が人生を楽しんで生きる事
『葬儀は大事だが、それ以上に残る家族の生活は大事』
・こんなの説明無用、普通の神経持ってりゃ分ること
・家族の負担にならなきゃ対象者も気が楽になるわな
・家族にとっても最後まで優しいままで過ごせるでしょ
つーわけで、つまらん見栄も要らん、業者と坊主の為の
葬儀も要らん、だって信仰心なんて持ってない人が殆ど
なんだから、死ぬ時だけの信仰なんて要らん。
葬儀でも布施でも、その使い道を考えれば分かるだろ。
大半は給与と利益、もしくは僧侶の生活費でしかない。
上納金とて同じ、自分が生きる為の金でしかない。
宗教と訴えるならお金を絡せるべきでない。
それも決して少額でなく、年金暮らしなら大金だからね。
死後の世界!? 霊は写真にも写るから否定はしないし
全て科学で分るとも思えないから、霊の存在は肯定だし
霊界があっても不思議だとは思わない。
でも、それと今の葬儀が別物なのは間違いない。
不鮮明な部分より、今生きている事、出来れば生きてて
良かったと思えたり、もっと頑張って生きようと思える
日々を過ごして欲しいと思う。
その大きな障害のひとつがお金の問題なのも間違いない。
そんな終幕期を過ごして貰えるよう、逆算して伝えてく
のが、これからの10年間すべき事に思える。
こう書くと、多くの皆さんは良い人とか、人助けだって
言ってくるれるし、間違ってはないだろうけど、本音で
言えば『明日は我が身』だからです。
人様はこうだけど、僕は違うなんてこたぁ絶対ない。
10年後に命があるなら74才、ね、そんな年でしょ。
まずは手探りのアドバイスから始まるだろうけど、何人
何十人、何百人とアドバイスしてれば、よりベターなる
方法論が必ず見えてくるものです。
自分達がその時になったら、その経験を活かせば良い。
他人の役に立ちながら、自分達の将来も見据えられると
思えば苦にはならない・・・
そう考えると、今の仕事自体、僕にとっては終活って事
なのかもしれません・・・
にほんブログ村
誰もが終幕後の費用を心配する事なく、自分の人生を精一杯楽しめる世の中にしたい
創業者の思いを後世に伝え、当時何を考えてたか嘘のつけない自分日誌でもあります