搬送電話が入らなければ、散骨に行こうと決めてた9月
10日の月曜日、11日は千明の母親が78才の誕生日
だと聞かされ、なら朝電話を入れて母親の予定を聞いて
おくよう言っておいた。
3ヶ月毎の検査で自宅から30分ほどの病院に来ている
らしく、検査が終わると言われた12時前の到着にあわ
せて前橋を出発した。
母親は弟夫婦と同居しており、誕生日のお祝いは家族で
してくれるだろうからと、車も自転車にも乗らず歩きが
専門のお婆ちゃんだからウォーキングシューズを買って
あげれば良いんじゃないと決まった。
靴屋さんで勧められたのは、ヨネックスの15.000円位
の靴でしたが、結構気に入ったようでした。
その後、お昼は寿司を食べ川場道の駅までドライブして
ソーセージを食べて、5円スロットで2時間ほど遊ぶと
孫の保育園に5時のお迎え、千明の姪っ子5才を連れて
お菓子を買いにいき自宅まで送って戻ってきました。
僕には両親はいませんが、千明には母親だけが健在です。
『親孝行したい時に親はなし』
確かになぁ・・・
僕は稼業倒産後、祖父母と一緒に生活してた時期があり
祖父母には孝行の真似事でもしたかった思いがあります。
だから、せめて千明には誕生日や正月くらいは、親孝行
まがいの事をさせてあげたいと思い、誕生日の近くには
散骨を兼ねて出掛け、半日だけでも一緒に過ごさせたり
正月は弟家族と一緒に母親を前橋に呼んで、僕が詰め合
わせたおせちを振る舞うのが、まだ4年ですが何となく
恒例行事になっています。
この部分については、僕から言ったり、行動しなければ
中々自分からは言い難い事でしょうからね。
こんな小さな事も、日々の仕事を頑張れるひとつの要素
にもなったりするのが人間の真理ですし、何かしてあげ
た時は母親も嬉しいそうな顔をしてくれます。
そんな顔をみると嬉しくなる自分がいるし、何となくで
すが、自分の心も癒される気がします。
親と生活しない人達が非常に増えていますが、年に数回
できれば月に1度くらいは、一緒に過ごす時間を持って
親を笑顔にしてあげたら良いと思う。
自分が今存在しているのは、両親のお陰なのです。
楽しいこと、辛いこと、色々あるのが人生だけど、この
世に生を受けなければ何一つ味わえなかったのです。
だから、自分を産んでくれた事には感謝しましょう。
と同時に親孝行の真似事だけでも、できる事はしておく
べきだと思います。 僕みたいに祖父母、両親が誰一人
居なくなってからでは間に合いません。
もっと言うと、貴方のうしろ姿を子供達は見ています。
自分が親に冷たければ、自分も冷たくされて当然ですし、
優しく温かく接していれば、子供達も同じように温かく
接してくれるんじゃないかな・・・
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