2日間葬儀もなく、ようやく疲れが取れて良い感じです。
葬儀が続くと心身ともに極疲れするわりに、2日間葬儀せず
過ごすと、ずっと暇だったように感じるのは何故でしょう。

比較的日曜日は電話も少なく、1カ月近く制作途中で放って
おいた懸垂幕作成をした2日間でした。

あんしん館前は片側二車線の道路で、右横には信号もある為
建物壁面を使って懸垂幕を張ってあります。
今回作成したのは縦2m×横3mが2枚です。




初めて懸垂幕を張ろう思った時、こんな風に考えました。

》他社にある懸垂幕類は100%金額明示されてない
》真心込めて、親切な対応、明確な料金、等書いてはあるが
 どれも全て、分ったような、分らんような内容ばかり

張るなら『誰でも分る内容であり全て明確であるべき』だと
思う反面、低料金を全面に出した場合、親戚が来ると家族は
安い葬儀だと分って嫌かな?・・・とも考えました。

しかし、それが葬儀業界最大の問題だと思っていますから、
まずは『料金』『内容』を明確にして実際に葬儀した家族が
『本当だった』と思える事が第一、全てはそこから始まる。
そんな風に考えたのです。

この感覚に似た事を逆パターンでしている方は多いはずです。
良くあるのが『他社と差別化するオリジナルの内容』だから
他社には分らないように、葬儀をした家族だけが分る・・・

書いてるだけで笑っちゃいますが、こんな感覚の人は結構な
比率でいるのですから不思議です。

人に教えたくない事・・・
自分が思っているほどの内容では無いのが99%だろうし、
その根性というか、、人間として器が小さいにもほどがある。
こんな僕でも苦笑しか出ません・・・

僕のブログを見れば分るでしょうが、隠したりする気は殆ど
ありませんし、書いたところで真似が出来るとも思ってない
のが本音ですから、問題はありません。
また、すぐに真似できる程度なら『他社と差別化』ができる
内容では無いとも言えます。

最近は圧倒的に紹介が多くなっていますが、今でも来館する
中には「いつも前を通って気になっていた」という人がいる
現実を見ても効率の良い広告宣伝のひとつでしょう。

ちなみに今回制作する懸垂幕は2枚43.000円(税・送料込)
くらいだと思うけど、43.000円程度で効果のある広告って
あまり無いんじゃないかな。

チラシにしても、懸垂幕にしても、新聞広告にしても、まず
第一に考えるのは、利用者となる一般消費者の目線で見る。
これに尽きるでしょう。
間違っても、イメージ的で抽象的な内容だけは駄目です。
間違いなく自己満足にしかならず、結果も出ません。

実は以前、、、相当前だと思いますが企画立案方法を書いた
事があります。 僕は元々経営指導をしてきた人間であり、
企画立案については、当時本職だったからです。

少し前のブログで美容室だとしたら、
『来店客が、また来たくなる技術、接客、料金など無ければ
広告宣伝すればするほど、客数を減らしているようなもの』
だと書いたのを覚えていますか?

今回はその『広告宣伝内容』について少し書いておきます。

》抽象的なイメージ広告は全く意味なく、金を捨ててるだけ
》業者側の感覚は無視、利用者感覚だけで立案すべし
》バッテン(×)価格の値引きは自分の首を絞めてるだけ
》嘘と誇大広告も自分の首を絞めていると知るべし
》誤魔化しは信用失墜の高速切符のようなもの

効果の出ない企画と広告はやるだけマイナスが増えるだけ。
しかし嘘と誤魔化しは絶対してはいけない。
消費者は思っている以上にお利口さんだと知るべし

ちなみに個人的な感覚でしかありませんが、僕が嫌う人間は
『嘘つき』と『人間的に馬鹿な人』で嫌う理由もありますし
僕としては接触をしなくなる人でもあります。

『嘘つき』
結局、最後はその人を信用できなくなるからです。
その意味では嘘か本当かより、嘘だと思われた時点で信頼に
足らない人ってことなのです。 

『人間的に馬鹿な人』
勉強や仕事が出来る出来ないではありません。 
人としての思いやり、温もり、優しさ、融通、配慮等が出来
ない人の事、もうひとつ、人を利用することしか考えてない
ような人も嫌いです。 話しをする気にもなりません。

その意味では、僕が色々と明言するのは、この2つの要因が
大きいのかもしれません。


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