この数回は、あんしんサポートの葬儀内容を意図的にわりと
具体的に書いたのは、お盆は家族が集まる家も多いからです。

先祖が帰ってくるお盆は、いつも以上に亡くなった故人の事
故人とのエピソードを語る機会もあるでしょう。
その時『葬儀』についても語って欲しいと思います。
お盆で帰ってくる先祖、故人達の葬儀をひとつ、ひとつ語り
『何処が良かった』『何処が問題だった』等々冷静に語って
我が家の葬儀、自分の葬儀、今後の葬儀に活かす良い機会が
お盆だと思うのです。

家族みんなが満足、納得して葬儀が出来たなら、今後も同じ
ような葬儀をすれば良いし、課題や問題があったなら、この
機会にしっかり話し合っておくと良いでしょう。

さて僕が具体的な葬儀内容や様子を書いた理由ですが、この
ブログを読む葬儀経験のある人、或いは葬儀経験のある友人
などに聞いてみてください。 葬儀の内容について・・・

思い出す葬儀は、良い印象の部分ですか? それとも後悔や
不満に感じる部分ですか?

話しは変わりますが夏休みに入って子供達に「何処かに連れ
て行って!」と言われる親も多いでしょう。
僕は商人育ちですから、連れて行ってとは中々言えませんが
ボーイスカウトで世界大会に行かせて貰ったり、お小遣いは
友達より多かったりと、羨ましがられた事もあります。

しかし大人になった僕の心にある良き思い出の多くは、残念
ながら豪華なホテルに泊まったり、豪華な食事をしたりなど
贅沢をした事でなく、父親が車で湖に連れて行ってくれて、
湖畔で母親のおにぎりを食べた事、田舎の親戚に行ったとき
近所に生えていた一本の桃の木に、鮮やかなピンクの花が咲
いてる景色に感動したこと、旅行で校庭からバス9台で出発
する際、バスの窓から下を見ると、少し遠くに父親がいて、
目が合うと2人ともコクッと首を振る・・・
「行ってくるね」「うん 楽しんで来いよ」
言葉には出しませんが、互いの心はそんな感覚でした。

また除夜の鐘が鳴るまで起きているんだと駄菓子屋で菓子を
買って、コタツで午前零時を迎えようと必死で目を開けては
いるのですが、除夜の鐘がなる時は毎年夢の中・・・
姉妹と毎年そんな大晦日を過ごした事も良き思い出です。

そう僕の中にある良き思い出の多くは、豪華な部分でもなく
贅沢な部分でもなく、家族との温もりや、家族と一緒にした
ことなのです。 
父親の逝去には立ち会えませんでしたが、母親の葬儀は勿論
出席していたのに、さして覚えていません。
自分達で送った実感もないし、良い葬儀が出来たと思った事
など一度もありません。 しかし葬儀は皆さんと同じように
一般葬をしたのは間違いありません。

だから思うのです・・・
僕の良き思い出のように、葬儀も同じで豪華さや高級さなど
どっちでも良く、家族の温もりを感じられる葬儀が最高なの
ではないか? それが出来たら良き思い出となるのでは!?

とはいえ『家族の温もりある葬儀』と言われても具体的には
何ひとつ分らないでしょうから、あんしんサポートで我々が
実際に行い「今までに経験の無い温かい葬儀で良かった」と
家族が言ってくれた中から一部を具体的に書いたのです。

その目的はお盆での集まりは『家族で葬儀を見直す機会』と
しては最善だと思うからです。

本日入会に来られたお婆ちゃんと中年の娘さんは、自宅療養
していたお爺ちゃんが病院に運ばれ、意識も無くなったとの
ことで相談に来ましたが、家族葬(居士戒名・宗教者付)で
税込317.320円と聞き驚き、葬儀の内容を聞いて更に
驚きと感謝をくちにしていましたが、話し易く、相談し易く
全てお任せできる人で、これで安心しましたと入会し笑顔で
帰られました。
依頼者と業者も最後は人間性なんだと改めて感じます。

お盆で人が集まる家族は、是非葬儀を話題にしてください。
それと、以前にも書きましたが、子供のいる人達は墓がある
なら墓に行き、無ければ仏壇の前でも、自分が生まれてくる
には沢山の先祖がいてくれたからであり、あなたが生まれて
来たのは天文学的な確率、宝くじより低い確率であること。

この世に生を受けた事が超大当たりなのだから、自分の命を
粗末に扱ったり、他人の命を粗末に扱うことだけは、絶対に
してはならない事、その大当たりの人生を精一杯楽しんで、
後悔の無い日々を送って欲しい事、可能なら次世代に繋げて
欲しいこと等を伝えて欲しいとも思います。


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