いゃあ、本日は法要と散骨預りと相談くらいですから、時間がある

ので、続きも書いちゃおうと思います。

前回書いた下記を使いながら書き進めてみます。

1.『何がしたいのか?』

・出来る限り最小限の費用で行える葬儀から創り出す

・本当は一銭も掛からず焼骨にできるのがベストです

2.『なぜしたいのか?』

・残る家族の生活が出来なくなるほど高額な葬儀はあり得ない

・現行の葬儀社では低料金葬儀など実在しないから

・年金で下流生活、明日は我が身だから今動く

3.『それは必要とされているのか?』

・間違いなく必要としている人達は日々増加している

・少額年金生活者、弱者の人達にとって現行葬儀は死活問題

4.『将来を見据えた結果か?』

・葬儀費用を心配して生活する人は確実に増え続けている

・団塊の世代が終幕を迎えるまでに手を打つ必要がある

5.『より具体的にする事の全てを明確にする』

・国保からの葬祭費5万円で直葬出来ればベスト

・それが叶わぬなら、より5万円に近い料金の設定を目指す

・安価な安置室の設置(24時間火葬できない為、絶対必要)

・墓閉じが増えるのは必至、自社散骨場所有、永代供養墓建立

一応の目安として、前回の設問を埋めるとこんな感じでしょう。

さて、本日のブログ開始です。

例えば葬儀パックの料金ですが、直葬パックに設定した料金の

設定理由を明確に答えられる葬儀社は殆ど無いんじゃないかな。

あんしんサポートは『国保からの葬祭費でできる葬儀』です。

本当は5万円でやりたいけど、現実は難しい・・・

そこで5万円に上乗せするのは最低金額という基準になる。

その結果が69.000円の直葬パックなのです。

だから最低限必要な下記項目しか入っていません。

・病院等へのお迎え(安定枕付シート・距離、時間帯加算なし)

・あんしん館納棺安置48時間(6尺白布棺・ドライアイス15kg)

・枕飾り一式(末期の水、線香具一式)

・手続代行(火葬する市の役所へ死亡届、コピー2部、斎場予約)

・霊柩車搬送(火葬場案内)

・骨壺一式(7寸白骨壺・銀貼り箱)

あとは、その時の家族の財布事情で全て追加できます。

時々適正価格なんて言葉を見ますが、誰から見てさ?と聞きたく

なるし、消費者から見たら適正料金なんて無いんです。

皆さんが買物をする時、玉子1パック99円なら安い!って買う

だろうけど、多分原価割れしています。 

でもスーパーで働いている人もいるし、利益出さなきゃ経営して

行けないんだから儲けさせなきゃ・・・なんて人いないでしょ?

消費者は自分が得すりゃ良いんです。

スーパーがどんなに損しても関係ないのが消費者の本音です。

それで良いんです。 それが普通です。 

次に武井という人間の本質を隠したり、誤魔化さず、嘘つかず、

『根が軟弱な奴』と同じように書き表すと・・・

① 頭を下げるのが嫌い

② 金に頭など下げる気は毛頭ない

③ 上から何かを言われるのが嫌い

④ 頼られると弱い

⑤ 儲けより喜んでくれる事を優先、時に損をしても動く

⑥ 建前の話しが嫌い、社交辞令も嫌い、

⑦ やりたくない仕事はしないし出来ない

⑧ 強い人には強い、おとなしい人には優しい

⑨ 商売は客数絶対主義が王道と考えている

⑩ 人を褒めて育てる能力には乏しい

⑪ 支払いは待ったをした事が無く、その点だけは信用がある

⑫ 非常に短気な部分と、呑気な部分が共存している

⑬ もの凄く大人であり、もの凄く子供のような奴

⑭ 普通に話すと身振りが大きくオカマと間違えられる事もある

人に聞けばもっと色々出てくるでしょうが、自己分析ではこんな

ところでしょうか・・前回ブログで書いたように自身を否定せず

自分の長所も短所も踏まえ、上の1.~5.を実践する為の方法を

考えればいい訳ですから・・・

》横柄な人、我々の考え方が理解できない人の依頼は受けない

 やりたくない人の依頼は受けないってことです

 えっ!?って言われそうですが、消費者の心理を書いたように

 業者側にも感情はあるのです。 特に我々は薄利で施行をする

 ので担当者の気持ちが大きく左右します。

 嫌な人の仕事を我慢してまでする気は最初からありません。

 以前も書きましたが、お客様という感覚は持っていません。

 依頼するしないは家族の勝手ですが、受ける受けないは我々の

 勝手というスタンスです。無理はストレスで長続きしません。

》金持ちの依頼より、、弱者の依頼を優先する

 一般葬をする家族のほうが生活水準は高いですから、うちで

 無くても葬儀はできる人が多いでしょう。  しかしあんしん

 サポート直葬が精一杯の人は、何処にも行くことはできません。 

 だから頼られた以上、我々が最後まで面倒を看る覚悟をします

》親戚で口だけの人は黙って貰う

 あんしんサポートでは良くある光景です。 金も出さないのに

 自分が正論のように言い始める人には「失礼ですが今回葬儀の

 費用は出してくれるのですか?」「はい」と言えば言うことを

 聞きますが「・・・」ならお金を出す人だけで決めますからと

 ハッキリ伝えるのが家族を守れる唯一の方法なのです。

》温かい葬儀にしたいからロボットや流れ作業の葬儀はしない

 葬儀社では社員は泣くな、黙って黙々と葬儀をしろ的な感覚が

 あるようですが、僕はそんな風に思っていません。

 やたら葬儀に詳しい親戚のおっちゃんがする納棺師だったり、

 家族と一緒に泣き笑いできる葬儀屋があって良いと思ってる。

》利用した家族の要望や希望は迅速に対応し可能なら設置する

 これ結構大事です。 年々、日々変化する利用者の感覚に対し

 過去の概念で何か言うのではなく、先を見据えた話しをしたり

 希望、要望を聞きだし、迅速に対応する事が、次に利用をする

 家族には充実した内容となるのです。

最後に僕が思う『葬儀のプロ』とは・・・

・従事した年数、施行した葬儀数など関係ありません

・葬祭ディレクターなど全く論外です

・葬儀ができるからプロ?・・・・いいえ、そんなの当然です

 髪の切れない人を美容師、理容師と思えますか?

・宗教者儀式が全て分るのがプロ? いいえ、それ素人です。

 宗教者の言いなりになるなら、プロでなく素人で充分でしょ。

 葬儀は宗教者でなく、家族に依頼されたのです

プロだからこそ・・・

『いい結果の出せない、嫌な仕事は引受けない』

『家族のあらゆる事情を踏まえた葬儀の企画、施行ができる』

『葬儀が終わった時、家族が全面信頼を寄せられる人』

『親戚、周囲、宗教者などから家族を守れる人』

最後に僕と話しをすれば分りますが、いつでも素人感覚を残し、

家族と膝を交え、家族が本音で語れる場を作り、その本音に対応

した葬儀を提案、施行をするだけの事です。

もっと簡単に言うと、僕がどう考えるか、業界の常識がどうのや、

宗教者が何をどういうかなど、どうでも良いのです。

・僕の意見に違和感を感じるなら依頼先を変更すべきです。

・業界の常識だの、葬儀の常識だの言う葬儀社も同様に変更です

・菩提寺だろうが何だろうが、納得できない宗教者なら依頼せずに

 別の宗教者を探すか、宗教者抜きの葬儀をすることです

初めから最後まで、去年も、今年も、来年も、ずっと先の先まで、

『家族目線』『家族目線の土俵』に立ち続ける・・・

それが、あんしんサポートだと、いつまでも続けて欲しいです

次回『ハッキリ言う・ハッキリする』のまとめです。

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